11/17/2012

新入荷豆 : ドミニカ『ペペ農園』

昨年大好評だったため、今年もこのすばらしい農園のニュークロップを、たっぷり入手致しました。
LCFとしては今年で3年目を迎える農園で、店主も初年度のクロップからとても気に入っていたコーヒーですので、また扱うことができて大変満足です。

ポンカンやオレンジのような華やかな柑橘の酸と甘味。今年もとてもクリーンで上質な出来です。

ジャマイカのブルーマウンテンに代わる、「カリブ海」を代表する優れた豆といえます。
ブルマンは豆質が柔らかいため、ミディアム・ロースト程度が限界で、マイルドでキャラクターが弱くボディも少ないですが、このドミニカはしっかりとしたコクもあるため、シティ・ローストでもおいしくお召し上がりいただけます。

どちらかと言えば「どっしり」重い香味の印象を持つカトゥーラという品種でありながら、このフルーティでさわやかな果実味を感じることができるのは非常に稀です。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。







新入荷豆 : パナマ『コトワ Don-K "Premium Reserva"』ナチュラル

先月よりリリースしておりますドンKの、精製と仕様が異なるコーヒーです。こちらも限定少量入荷となります。
農地の周囲に広がる原生林を保護し、環境に配慮し丁寧に栽培され、除草剤や殺虫剤といった化学農薬は一切使用しておりません。

この「プレミアム・リザーヴ」と名付けられた特別仕様ロットは、 真っ赤なチェリーを「完熟」の状態では摘まず、さらにドライプルーンのようにダークレッドになるまで「過熟」させてから収穫したものです。
過熟させたチェリーは簡単に木から落ちてしまうため、今回の生産においても30%もロスが出てしまいました。落ちたチェリーは一切使用しません。
この手法は非常に優れたカップを生み出す半面、多くのチェリーを無駄にしてしまうため、「プレミアム・リザーヴ」としてごく少量のみ作られています。

香味はとてもフローラルで上品、いつまでも続く甘味は濃厚なプラムのようで、その果実味と完熟の味わいは、まさに極上のナチュラルと言えます。冷めるとまるでワインを飲んでいるような感覚です。

同じドンKの「ウォッシュト」精製のコーヒーと、飲み比べてみてもおもしろいでしょう。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。





11/16/2012

『Cafe.mag(1月号)』に掲載されました

本日発売の「Cafe.mag(カフェマグ)」1月号に、当店が紹介されております。

『Cafe Auditorium』という特集で、「良質な音響に包まれて過ごすカフェ時間」をテーマに、当店のスペシャルティコーヒーとオーディオに関する記事を、見開き2ページにわたって掲載していただきました。
機会がございましたらご覧下さい。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。