4/11/2016

新入荷豆 : コスタリカ『ラス・カメリアス農園』

中米ファンの間でも特に人気の高い、コスタリカのコーヒーをリリースします。

高品質な独自のコーヒーを生産するため、地域の10家族が協力し設立したロス・クレストネス・マイクロミル(※)。現在はコスタリカ最高峰のカップクオリティを誇ることで知られています。

前回扱ったアラスカ農園(ロス・デュラスノスという区画)同様、この『ラス・カメリアス農園』も、クレストネスに所属する生産者のひとつです。そしてこの農園主であるホルヘ・カルデロン・ヒメネス氏は、クレストネス・マイクロミルの代表も務められています。

中米のコーヒーらしい華やかさをベースに、チェリーのような熟した甘味と柔らかな粘性。混合品種ならではの複雑な果実味を感じつつ、非常にクリーンなカップも備えています。
心地よく続く甘い余韻を、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、どうぞご利用くださいませ。

※ロス・クレストネス・マイクロミル : かつてクレストネスで生産したチェリーは良い品質でしたが、地域の農協に納入する以外販路がなかったため、量で勝負するそれほど標高の高くないチェリーと混ぜられ、「ブルンカのSHB」という商品として流通していました。生産性が良くなくても品質で勝負するため、地域の10家族が協力し『クレストネス・マイクロミル』を設立。独自の高品質コーヒーの生産に取り組み、成功を掴んだ後も常に品質向上への取り組みを続けています。ミル設立から5年後には、得た収入をもとにウェットミル設備一式を新たな機械に更新し、翌年は海外ロースターからの援助もあり乾燥場を新設。得られた収入の一部を新たな投資にまわしていることが、品質の安定・向上につながっています。

産地 : サンホセ州 ペレスセレドン市 リバス地区 ピエドラ
標高 : 1,590m~1,620m
品種 : ヴィジャロボス、カトゥーラ、カトゥアイ
精製 : ウォッシュト