11/18/2017

新入荷豆 : エチオピア『フンダ・オリ・ステーション』ウォッシュト

エチオピアのスペシャルティコーヒーといえば、当店でもずっと取り扱っているイルガチェフェ・エリアが有名ですが、アラビカの起源である生産国としてさらなるすばらしいコーヒーを開拓すべく、今回は南西部に位置する「ジンマ・エリア」のウォッシュト・コーヒーをリリースいたします。

『フンダ・オリ』は2012年に設立された新しい生産組合で、周辺農家で収穫されたコーヒーチェリーを、所有するウォッシングステーションで精製しています。

まずアロマを嗅いだだけで、一瞬でフルーティーな華やかさを感じ取ることができます。
ライチ、柚子、マスカット等の濃厚な果実感、冷めていくとさらにその甘さが余韻として心地良く持続していきます。そして最も特徴的なのが、非常に滑らかな粘性、舌触りです。

エチオピア産コーヒーの個性は感じつつ、イルガチェフェとは異なる香味をお愉しみいただけるでしょう。
幅広く多くのかたに愛されるであろう、優れたキャラクターを備えたコーヒーです。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

産地 : オロミア州 ジンマ県 ゲラ地区 チラ村
標高 : 2,040m~2,200m
品種 : 在来品種
精製 : ウォッシュト




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11/06/2017

新入荷豆 : コロンビア『エル・ミラドール農園 "Octavio Rueda"』

コロンビア南部は優れた産地として注目されていますが、当店でも幾度となく取り扱っているナリーニョやトリマ、カウカ同様、南部の名産地として名高い「ウイラ」のマイクロロットです。
ウイラ県は東部山脈と中央山脈に挟まれた位置にあり、両山脈のスロープを中心に優れたコーヒー産地が分布しています。県最南部は両山脈がぶつかる地域で、標高に恵まれる地形のためか優れたコーヒーが多く見られます。

昨年初めて扱い大好評だった『エル・ミラドール農園』は、ウイラ県の最南部パレスティナ市にあり、農園主のオクタビオ・ルエーダ氏は農地の土壌分析に力を入れていて、4ヶ月に1度家畜の糞やパルプで作った肥料で施肥を行い、コーヒー栽培に適した土壌になるよう手を施しています。

カシスやアセロラのような、非常に華やかかつ厚みのある果実の酸と濃縮感、滑らかな舌触り、他のコロンビア・コーヒーの追随を許さない豊かな香味です。
上質なケニアフレーバーも感じさせます。

コロンビアは国土面積が広大なため、産地によって多様なキャラクターを備えていますが、中でもこの『エル・ミラドール農園』はトップクオリティ、当店がこれまで扱ったコロンビアのコーヒーで最高品質と断言できる珠玉の香味です。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

産地 : ウイラ県 パレスティナ市 ロス・オリボス
標高 : 1,830m~1,880m
品種 : カトゥーラ
精製 : 発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト