コスタリカのタラス・エリアより、「本年最高の香味」と言っても決して大げさな表現ではない、優良なマイクロミルのコーヒーが入荷しました。
名産地として世界的に有名なタラスは、おもに3つのエリアに分けることができますが、今回お届けするのは西部に位置するレオンコルテスの「アルトス・デル・アベホナル」というマイクロミルで生産されたコーヒーです。
レオンコルテスといえば、『ドン・ホセ農地』のゲイシャ種や、『ラ・オンデューラ農地』のエチオピア種、おなじみの『セロ・ヴェルデ "カタリーナ"』など、屈指のコーヒーと出会うことができる今大注目の産地です。
コスタリカは近年、小規模ながらも高い技術力と知識を駆使し、ウォッシュト精製のみならずナチュラル精製やハニープロセスの生産も盛んに行われ、コーヒーの多様性も増してきました。
今回は『ディビーノ・ニーニョ農地』で丁寧に栽培された熟度の高いコーヒーチェリーを、アルトス・デル・アベホナル・ミルにて精製、華やかで芳醇なフレーバー溢れる素晴らしいナチュラル・コーヒーに仕上がりました。昨年販売し大好評でしたので、ご存知のかたや待ちに待ったとおっしゃるかたも多くいらっしゃることでしょう。
滑らかな質感としっかりとしたボディ、メロンやクランベリーの果実感に花の蜜のような甘い香りがとても上品です。プルーン等のドライフルーツのニュアンスに、ラム酒のような甘味とスパイシーな余韻を感じさせてくれます。
また粗悪なナチュラル特有のオイル臭はなく、冷めても一切濁りなく持続する完熟の果実味は、まさに極上のナチュラル。品質の高さと丁寧に施された精製の証と言えましょう。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
マイクロミル : アルトス・デル・アベホナル
農地 : ディビーノ・ニーニョ
区画 : ティピカ (Lote Typica)
産地 : サン・ホセ州 レオンコルテス市 サンパブロ
標高 : 1,880m〜1,900m
品種 : カトゥアイ
精製 : ナチュラル