優良産地で有名なアンティグアの中でも、特に恵まれた自然環境や優れた生産技術を誇る、我々が最も信頼を寄せるLCFの代表的なパートナーシップ農園です。
サンタカタリーナは、森林区画も含め42区画に分け管理されています。
『High Altitude Bourbon』は、この優れた農園の中でも、1,600m以上に位置する19のブルボン区画で収穫されたものだけを集めたスペシャルロットです。す。
○シティ・ロースト
柑橘系の優しい果実味、ヘーゼルナッツのアロマ、硬質なボディ感があります。クリーンでバランスのとれた、毎日飲んでも飽きないマイルドな香味です。
○フレンチ・ロースト
キャラメルのような甘味に、柔らかな質感を感じます。深煎りにしても焦げ臭や重い濁りを一切感じさせず、ローストポイントの幅広さもこの豆の魅力といえます。
本日よりシティ・ローストとフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。
生産者 : ペドロ・エチェベリア・ファジャ
産地 : サカテペケス県 / アンティグア地域 / サンミゲルドゥエニャス / アカテナンゴ火山 東側斜面
標高 : 1,765m~1,980m
品種 : ブルボン
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト
1/27/2025
ニューリリース : グァテマラ『サンタカタリーナ農園 High Altitude Bourbon』
1/20/2025
ニューリリース : ホンジュラス『ラ・ルス・デ・サンファニーヨ』
今回リリースするサンファニーヨは、コマヤグア県とインティブカ県の県境にある山地にある集落で、インティブカ側に位置します。この地域は標高が高く、非常に質の高いコーヒーを生産できる環境です。
1990年代にコーヒー栽培が始められ、当初はティピカ品種やブルボン品種が植えられ、近年はIH90も導入されています。
前回当店で取り扱ったサンミゲル集落(エル・プエンテ農地やエル・シエロ・デ・セルグァパなど)のエクスポーターが、サンファニーヨ集落においてもチェリー流通からパーチメントまで仕上げ、流通に取り組んだのが本商品の始まりです。地域の生産者20名がこの取り組みに参加しています。
収穫したチェリーを速やかにパルパーで果肉除去し、適切に発酵処理と水洗を行い、ビニールハウス付きのアフリカンベッドでスロードライを施すという基本に忠実な方法で、サンファニーヨ地域の恵まれた環境を映し出す素晴らしいウォッシュト・コーヒーを生み出しました。
柑橘の爽やかな果実味、メイプルのような甘さが口の中に広がり、柔らかく清涼感のある味わいがとても心地良いマイルドなコーヒーです。
優れた栽培環境と丁寧な精製によって作り上げられた華やかな香味を、ぜひご堪能ください。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
生産者 : サンファニーヨ集落の農家
産地 : インティブカ県 / マサグアラ市 / サンファニーヨ
標高 : 約1,700m~2,000m
品種 : ブルボン、ティピカ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト
1/13/2025
ニューリリース : エチオピア『ハンベラ "ゴロ・ベデッサ"』ナチュラル
世界のナチュラル・コーヒーの大本命といっても決して過言ではない、ケニアと並び当店シングルオリジン「人気No.1」のエチオピア、こちらはグジのハンベラ・ワメナ・ウォレダ(=市・町・村)で生産された、素晴らしいカップクオリティーを持つニュークロップです。
グジゾーンはイルガチェフェのあるゲデオゾーンと接しており(標高は全体的にゲデオ側よりも高め)、ハンベラやウラガは、コチェレ、ゲデブに接する地区です。そのせいか、香味の傾向がイルガチェフェ(特にゲデブ)に非常に近いと感じます。
今回リリースする皆さまお馴染みの『ゴロ・ベデッサ』も、スパイシーでフローラル、そして洋酒のようなフレーバー溢れる最高のナチュラル・コーヒーに仕上がりました。
ステーション(精製所)のオーナーであるメクリア・メルガ氏は、当店でも何度も取り扱っているイルガチェフェ『ウォテ』、ハンベラ『ベンチ・ネンカ』、ゲデブ『ゴティティ』などのW.S.を設立し、さらには輸出業者をも立ち上げた、農家やチェリーの集売業者からの信頼も厚い生産者の一人です。
○シティ・ロースト
イチゴやブルーベリーの濃密な果実味に加え、レーズンのような熟した甘味を感じます。クリーミーな質感と豊かなボディがあり、芳醇な赤ワインを思わせるその心地よいアロマが、最後まで長く続いていきます。
○フレンチ・ロースト
深煎りでも溢れる果実味は健在です。より熟成されたベリーの香りは、豊かで濃厚なボディ感とクリーンさが見事に調和し、その独特の甘みがいつまでも続いていきます。円熟したフルーティーさを存分に味わっていただけるはずです。
良質なナチュラル精製の生み出す完熟のフレーバーと、エチオピア独特のキャラクターとの組み合わせは、まさに奇跡の香味と言えます。
エチオピアのスペシャルティコーヒーといえば、フルーティーで個性的な香味が印象的ですが、ここまで明確な果実味を感じるコーヒーにはなかなか出会うことができません。
産地の曖昧な「モカ」はもちろん、一般的に流通している「エチオピア・イルガチェフェG-1」とは一線を画す、一度飲んだら忘れられないキャラクターの明確なコーヒーです。
本日よりシティ・ローストとフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。
精製所 : ゴロ・ベデッサ・ドライング・ステーション
所有 : メクリア・メルガ
生産者 : ゴロ・ベデッサ周辺の農家
産地 : オロミア州 / グジ ゾーン / ハンベラ・ワメナ ウォレダ / ゴロ・ベデッサ ケベレ
標高 : 2,400m
品種 : 在来品種
精製 : ベッド乾燥ナチュラル
1/06/2025
ニューリリース : 東ティモール『レテフォホ "レブドゥ・レテン集落"』
当店で何度も取り扱っている東ティモールのコーヒー、今クロップも集落別に管理を行い精製された厳選ロットです。
今回リリースの『レブドゥ・レテン集落』は、11世帯23圃場のグループにより生産されました。
在来品種系の香味、ライムのようなさわやかな果実味があり、決して派手さはありませんがソフトな触感と風味を感じることができます。
良質なハワイコナにも通ずる(というよりそれをはるかに凌駕する)華やかさとクリーンさを備えたマイルドなコーヒーです。
栽培、精製の過程において、JAS認証およびUSDA認証を取得した有機農産豆です。
また日本の国際協力に携わる組織であるPWJ(ピース・ウインズ・ジャパン)が、東ティモール支援活動の一環で開発・援助した、フェアトレード(※1)のコーヒー豆でもあります。
本日よりシティ・ローストにて販売致します。
生産者 : レブドゥ・レテン集落の生産者グループ
産地 : マリアナ地方 / エルメラ県 / レテフォホ郡 / ドゥクライ村 / レブドゥ集落
標高 : 約1,480m
品種 : 下記(※2)
精製 : ウォッシュト
※1 フェアトレード : 貧困に苦しむ国の人々の手による生産物を、市場価格の変動によらず、公正な価格+αで長期間にわたって安定的に買い取り、生産者の自立を支えることを目的としています。
※2 品種について : 現地では次の2通りの品種があると認識されています。レブドゥ・レテン集落の各農家は、以下いずれかが混在しています。
アラビカ...ティピカ系の品種。側枝は横に広がって幹と水平に伸びています。ブロンズ色の新芽。
モカ...ブルボン系の品種。アラビカより樹勢があり、比較的葉のつきも良いです。