12/22/2012

新入荷豆 : ニカラグア『フローレンシア・ナチュラル』

エチオピア・イルガチェフェ『ウォテ・ステーション』、パナマ・コトワ『Don-K "Premium Reserva"』に続き、本年度当店でリリースする「ナチュラル精製」シリーズ第三弾です。

ニカラグアの中でも高い標高に位置する北部のマドリス県は、生産者の品質への高い意識など、とても良いコーヒーを生み出す土壌があります。
コスタリカの高い精製技術を導入したフローレンシア社のミル(精製工場)にて、ナチュラルコーヒーとしては非常に丁寧に選別された高品質なコーヒーを作り出しました。

メロンのような熟した果実味と、ワインやラム酒のような甘い香りと余韻がいつまでも続き、極上のナチュラル精製豆ならではの味わいが愉しめるコーヒーです。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。





12/01/2012

クリスマス・ブレンドとクリスマス・カフェ・クレーム

早いもので今日から12月に入り、いよいよ今年も残すところあと一ヶ月となってしまいました。
12月といえばクリスマスですね。
そこで期間限定メニューのご案内です。

『クリスマス・ブレンド(フレンチ・ロースト)』
寒い冬に、心も身体もあたたかく過ごしていただくためのコーヒーを創作しました。
現状のラインナップでできる、最高の豆を使用し、豊かなコクとフルーティーな甘い余韻をいつまでも感じることのできる、クリーンな味わいの非常に贅沢な深煎りコーヒーです。
パンやケーキとの相性も抜群!

『クリスマス・カフェ・クレーム』
期間限定の「クリスマス・ブレンド」を、一杯ずつ丁寧にドリップし、濃厚なフォームドミルクをたっぷりとのせた、寒いこの時期にピッタリのコーヒーです。
心身ともにあたたまり、幸せな気分になること必至でしょう。

12月1日〜12月25日までの限定メニューです。
もちろんコーヒー豆(クリスマス・ブレンド)の販売も行なっておりますので、ぜひお求めください。



11/17/2012

新入荷豆 : ドミニカ『ペペ農園』

昨年大好評だったため、今年もこのすばらしい農園のニュークロップを、たっぷり入手致しました。
LCFとしては今年で3年目を迎える農園で、店主も初年度のクロップからとても気に入っていたコーヒーですので、また扱うことができて大変満足です。

ポンカンやオレンジのような華やかな柑橘の酸と甘味。今年もとてもクリーンで上質な出来です。

ジャマイカのブルーマウンテンに代わる、「カリブ海」を代表する優れた豆といえます。
ブルマンは豆質が柔らかいため、ミディアム・ロースト程度が限界で、マイルドでキャラクターが弱くボディも少ないですが、このドミニカはしっかりとしたコクもあるため、シティ・ローストでもおいしくお召し上がりいただけます。

どちらかと言えば「どっしり」重い香味の印象を持つカトゥーラという品種でありながら、このフルーティでさわやかな果実味を感じることができるのは非常に稀です。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。







新入荷豆 : パナマ『コトワ Don-K "Premium Reserva"』ナチュラル

先月よりリリースしておりますドンKの、精製と仕様が異なるコーヒーです。こちらも限定少量入荷となります。
農地の周囲に広がる原生林を保護し、環境に配慮し丁寧に栽培され、除草剤や殺虫剤といった化学農薬は一切使用しておりません。

この「プレミアム・リザーヴ」と名付けられた特別仕様ロットは、 真っ赤なチェリーを「完熟」の状態では摘まず、さらにドライプルーンのようにダークレッドになるまで「過熟」させてから収穫したものです。
過熟させたチェリーは簡単に木から落ちてしまうため、今回の生産においても30%もロスが出てしまいました。落ちたチェリーは一切使用しません。
この手法は非常に優れたカップを生み出す半面、多くのチェリーを無駄にしてしまうため、「プレミアム・リザーヴ」としてごく少量のみ作られています。

香味はとてもフローラルで上品、いつまでも続く甘味は濃厚なプラムのようで、その果実味と完熟の味わいは、まさに極上のナチュラルと言えます。冷めるとまるでワインを飲んでいるような感覚です。

同じドンKの「ウォッシュト」精製のコーヒーと、飲み比べてみてもおもしろいでしょう。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。





11/16/2012

『Cafe.mag(1月号)』に掲載されました

本日発売の「Cafe.mag(カフェマグ)」1月号に、当店が紹介されております。

『Cafe Auditorium』という特集で、「良質な音響に包まれて過ごすカフェ時間」をテーマに、当店のスペシャルティコーヒーとオーディオに関する記事を、見開き2ページにわたって掲載していただきました。
機会がございましたらご覧下さい。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


10/20/2012

新入荷豆 : パナマ『コトワ Don-K "Reserva Especial"』

同時リリースの「ダンカン」と隣り合わせで、さらに高い標高に位置するコトワのもうひとつの農地「ドンK」も、少量入荷しました。
ダンカン農園同様、こちらも環境に配慮し丁寧に栽培され、除草剤や殺虫剤といった化学農薬は一切使用しておりません。

柑橘の明るく華やかな酸とマスカットのような甘味、その滑らかな舌触りは、心地良いボディ感ともいえます。
華やかさはダンカン以上かもしれません。

ぜひとも「コトワ」のすばらしい2つの農地の上質なコーヒーを、飲み比べてみて下さい。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。




新入荷豆 : パナマ『コトワ Duncan "Reserva Especial"』

パナマのみならず中米を代表する農園である「カフェ・コトワ」の良質な豆が限定入荷しました。
このダンカンは、環境への配慮と高品質を両立した有機栽培によるコーヒーです。
使用する肥料はこの農園で作っており、良い香味を得るために必要な栄養素を有機肥料のみで補える区画と判断し、管理しています。

マンゴーやチョコレートのようなしっかりしたコクと、フルーティーな甘味を感じ取れます。さらにパナマのコーヒーらしい華やかさとアフターテイストもあり、これほどハイレベルな有機栽培のコーヒーにはまずめぐり逢えません。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。





10/04/2012

『Hanako(10月25日号)』に掲載されました

本日発売の「Hanako」10月25日号に、当店が紹介されております。

昨年の『自由が丘&二子玉川』特集では「カフェ」としてご掲載いただきましたが、今回は「コーヒー」に特化した特集です。
機会がございましたらご覧下さい。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


9/15/2012

新入荷豆 : コスタリカ『ラ・ピラ農園』

コスタリカにはいくつかの栽培エリアがありますが、中でも標高が高くキャラクターの豊富なコーヒーを生み出すことで有名な「タラス地区」より、当グループ(LCF)が誇るパートナーシップ農園のすばらしいニュークロップを入手しました。
LCFとしては、今年で6年目を迎える農園です。

バキュームパック(真空)で当店まで輸送されましたので(下記写真)、劣化もなくとても新鮮です。

いつまでも続くメイプルのような甘いアフターテイスト、ダークチェリーやベリーのような酸、香りはチョコレートを思わせます。
クリーンさに加えしっかりとしたボディもあるため、ローストポイントが豊富で、深煎りでもその果実味が損なわれることはありません。
バランスもよく、とても華やかな香味です。

本日より販売致します。
今回はまずシティ・ローストにての販売です(冬にはフレンチ・ローストもリリース予定です)。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。



7/28/2012

コーヒーの酸

お客様のお好みを伺うと、最も多いのが「酸が嫌い」というご意見です。
初めて当店にお越しいただいたお客様全体の、なんと90%以上ものお客様がそうおっしゃいます。

しかし「酸」は、ボディとならびコーヒーで最も大切な要素のひとつです。
SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)のカッピング・フォームにも、評価基準の重要なポイントとなっております。

じつは嫌いと思っていらっしゃる大半のかたの酸は、コーヒーの酸ではありません。
コーヒーは農作物のため、日が経つにつれ必ず劣化します。熟成して決して良くなるものではありません。

赤道直下より船で数十日かけて(しかもコンテナの中はサウナ状態です…)輸送すれば、日本に到着する多くの生豆は劣化しています。
またコーヒーは焙煎すると、そこから急激に酸化が進みます。
つまり輸送状態の悪い豆や、焙煎して日が経っている豆、そして保存の悪い豆は、酸化が進んだ独特の「すっぱい」味を感じます。
この味をコーヒーの酸と勘違いしてしまうのは、あまりにももったいないことです。

当店のコーヒー豆は、リーファー・コンテナ(温度調節可能のコンテナ)やバキューム・パック(真空パック)での輸送などを行い、可能なかぎり劣化を防ぐよう努めています。
また当店は必要量を必ず毎日焙煎し、常に新鮮な状態でお客様のお手元にお届けするよう、心がけております。

コーヒー(精製前)は果実です。
果実には魅力的な酸をたっぷり感じることができます。
そしてコーヒーの酸は、品種や精製、生産地などによって異なる個性を持ち、それぞれに複雑な香味の種類があるのです。

たとえばオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの、日本人にとてもなじみのある「柑橘」の酸。
アプリコット、ピーチ、トマトなどの「完熟」の酸、ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなどの「ベリー系」の酸、ヨーグルトのような酸。そんなさまざまな「酸」を、状態の良いスペシャルティコーヒーからは存分に味わうことができるのです。

これらは決して「酸化」による、あの胃がもたれるような酸ではありません。
コーヒーが本来持っているフレッシュでフルーティーな酸を、当店でぜひお愉しみいただければ幸いです。


6/21/2012

新入荷豆 : ブルンジ『Nzoveステーション』

ご好評いただいておりましたルワンダ「コパカキ・デュテグレ・ステーション」が完売し、同じ東アフリカの良質なコーヒーとして、新たにルワンダの隣国ブルンジのニュークロップが入荷しました。

チェリーのような甘味に、かすかにチョコレートのようなコクを感じさせる香味が特徴の、マイルドな飲み口の良いコーヒーです。

ブルンジはアフリカの内陸にあり、まだ陸路・海路ともに整備が不充分なため、良い状態で日本に入ってくる豆は大変稀少と言えます。
ぜひこの機会に一度お飲み下さい。

シティ・ローストにて本日より販売致します。
店内でもご飲用いただけます。



5/20/2012

期間限定ブレンド『Father's Day』

6月17日の「父の日」に向けて、期間限定のブレンドを創作致しました。

トロピカルフルーツのようなコクのある甘味に、オレンジのような華やかさが絶妙にマッチした、期間限定ならではの贅沢な香味です。
なお「父の日」というネーミングですが、ぜひこの良質かつ贅沢なコーヒーを、ご自身用にもお愉しみいただければ幸いでございます。

本日より販売致します。
防湿保存缶とのギフトセットも用意しました。

店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。

6月17日までの「期間限定」ブレンドです。




4/30/2012

期間&数量限定ブレンド『Mother's Day』

5月13日の「母の日」に向けて、期間限定&数量限定のブレンドを創作致しました。

日頃の感謝の想いを込めて、ケニアのフルーティーで華やかな香味をベースに、贅沢にブレンドしました。
当店ではケニアはフレンチ・ローストのみの販売となっておりますが、香味のバランスを考え、今回は特別にシティ・ローストでブレンドしています。

ギフトセットとして組み合わせていただくことも可能です(通常は「クラウド・ナイン・ブレンド」ですが、ご希望がございましたら、中身を「母の日ブレンド」に差し替えさせていただきます)。

なお「母の日」というネーミングですが、ぜひこの良質かつ贅沢なコーヒーを、ご自身用にもお愉しみいただければ幸いでございます。

本日より販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。

5月13日までの「期間限定&数量限定」ブレンドです。