5/27/2024

ニューリリース : ブラジル『マカウバ・デ・シーマ農園』

当店の加盟しているLCFと最初にパートナーシップを結んだ、優良農園のコーヒーです。

ミナスジェライス州にあるセラード地域は、ブラジルの中では標高が高く、寒暖差の生じるエリアです。また雨季と乾季がはっきりしており収穫時期に雨が降らない等、コーヒーを生産する上で非常に恵まれた環境といえます。

カカオやナッツのような香ばしさと豊かなコクは、ブラジルのセラードらしい香味と言えますが、この農園の特筆すべき点は、一般的なブラジル・コーヒー特有の重たさや濁りを感じさせない飲み口です。

高品質なブラジルのキャラクターをご堪能ください。

本日よりフレンチ・ローストにて販売いたします。

所有 : グラウシオ・ジョゼ・デ・カストロ
産地 : ミナスジェライス州 / セハード(セラード)エリア / パトロシーニョ市
標高 : 1,000m
品種 : ブルボン
精製 : ミューシレージを機械的に除去したウォッシュト


















5/20/2024

ニューリリース : ケニア『ギチャサイニ・ファクトリー』

世界屈指の良質なコーヒーを誇るケニア、当店はエンブ、キリニャガ、キアンブ、ムランガとさまざまな産地のコーヒーを取り扱ってまいりましたが、今回首都ナイロビから北に約120キロ、国内最高峰の標高(5,199m)を誇るケニア山の南西に位置するニエリのクロップをリリースします。

『ギチャサイニ・ファクトリー』は、肥沃な土壌、十分な標高と寒暖差など、恵まれた栽培環境で世界的にも有名な優良産地ニエリの中でも、非常に高い品質を供給するファクトリーです。

○シティ・ロースト
まず豆を挽いた時に広がる完熟トマトのフレグランス、口に含んだ瞬間感じるラズベリーの甘味、グレープフルーツのようなジューシーさ、そしてコク豊かなマンゴーのような滑らかな舌触りと余韻が印象的な、とても贅沢な味わいです。
華やかな個性を主張しながら、コーヒーらしさも存分に感じることができる絶妙なバランスが、素晴らしい特徴のひとつとも言えます。

○フレンチ・ロースト
カシスのような鮮やかなフレーバー、アプリコットの濃厚な甘味、非常に力強く厚みのあるボディ感。冷めてくるとボルドー産の赤ワインを連想させる華やかな余韻を堪能することができます。
多様性のある贅沢な香味と質感は唯一無二、まさにケニアの深煎りならではの満足感のある飲みごたえです。

複雑な香味と濃縮感を備えつつ、これほどまでクリーンでシルキーな口当たりが際立っている上品な味わいのコーヒーには、なかなか出会えないでしょう。
これぞ「ケニア・フレーバー」だと感じることのできるすばらしいカップクオリティーです。

本日よりシティ・ローストフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。

所属農協名 : ギカンダ農協
産地 : 中央州 / ニエリ県 / マシラ西地区
標高 : 1,600m~1,900m
品種 : SL28、SL34、Ruiru11
精製 : 発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュ ト








5/13/2024

ニューリリース : コロンビア『サンフランシスコ農園』

太平洋と赤道に沿ったコロンビア南西部に位置する、広大な国土の中でも最高の産地として知られる「ナリーニョ」のニュークロップが入荷しました。

県都のサン・フアン・デ・パスト近郊、標高4,276mを誇る活火山ガレラス山から北へ約15kmのところに、ディエゴ・ロペス氏の所有する優れた農園『サンフランシスコ』があります。
ほぼ赤道直下(北緯1度)にあるナリーニョは、日照時間が長く、高地での栽培が可能です。さらにこの地域は、コロンビア南部特有の傾斜の厳しい山岳地帯で、寒暖差の激しい環境で栽培されるため、実が引き締まり、豊かな香味とボディが形成されます。

農園主のロペス氏は試験的に他の品種を植えたり、乾燥工程においてパーチメントコーヒーへのダメージを緩和するため、グリーンハウスの改善に取り組むなど、品質向上に大変熱心でいらっしゃいます。地域のコーヒー生産者への指導も行っているそうです。

クリーンで滑らかな質感、オレンジやカシスの果実味が華やかに広がり、完熟の甘味が心地良い余韻として残ります。サトウキビやキャラメルのニュアンスもあり、明るくバランスの良い香味です。

ナリーニョ産スペシャルロットの高品質なコーヒーを、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

所有 : ディエゴ・ロペス
産地 : ナリーニョ県 / ラ・フロリダ市 / サンフランシスコ・バホ村
標高 : 2,150m
品種 : カトゥーラ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト








5/05/2024

ニューリリース : ホンジュラス『エル・シエロ・デ・セルグァパ』

ホンジュラス南西部、首都テグシガルパから北西に約60kmほど行ったところにある『エル・シエロ・デ・セルグァパ』は、ホンジュラスの中でも特に標高が高く、当店が同国で最も注目する生産エリア「セルグァパ地区」にあるマイクロロットです。
寒暖差のある環境により実が締まり、精製設備にも力を入れ、高品質な香味を実現しています。

こちらで栽培された品種は、ブルボンと在来種のティピカです。サビ病の打撃後、急速に植え替えが進んだハイブリット品種、IH90やレンピラなどが大勢を占めるホンジュラスでは稀有な存在といえましょう。
とても明るく鮮やかな味わいが印象的です。

柑橘の爽やかな果実味、メイプルのような甘さが口の中に広がり、柔らかく清涼感のある味わいがとても心地良いマイルドなコーヒーです。
優れた栽培環境と丁寧な精製によって作り上げられた華やかな香味を、ぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

生産者 : サンミゲル集落の農家
産地 : コマヤグア県 / コマヤグア市 / セルグァパ地区 / サン・ミゲル集落
標高 : 1,600m~2,000m
品種 : ブルボン、ティピカ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト