1/16/2016

新入荷豆 : パナマ『カフェ・コトワ Duncan "LCFリザーブ"』

昨年末にリリースした「ゲイシャ種」(ウォッシュト&ナチュラル精製2種)は、毎年あっという間に完売してしまう人気豆で、一度飲んだら一生忘れられない ほどの香味を持つ最高のコーヒーですが、今回リリースするのはそのゲイシャを栽培している『Duncan』の「カトゥーラ種」です。

当店のパートナーシップ農園でもあるDuncanは、環境に配慮し丁寧に栽培され、除草剤や殺虫剤といった化学農薬を一切使わず、収穫されたコーヒーの果肉から作った肥料を用いた「有機栽培」によってコーヒー作りが行われています。
コーヒーの果肉を基にした有機肥料の場合、十分に栄養を行き渡らせるためには通常の化学肥料の10倍もの体積が必要になるそうです。

当グループ(LCF)では、香味の伴わない有機栽培のコーヒーは扱いません。土壌に香味を形成する上で必要な栄養素が豊富に含まれていることを前提に、たっぷりと有機肥料を与え、果実感溢れるすばらしい香味が生み出されるのです。
コトワ農園は5つの農地を所有しています。その中でDuncanだけが、有機栽培区画として管理されている特別な農地なのです。

そしてこのDuncanのカトゥーラ、2013年度からはより細かな情報提供を行ったLCFスペックの商品「LCFリザーブ」として、徹底した選別を施しております。

滑らかな舌触りとしっかりとしたボディ、オレンジのようなフルーティーな酸、そして冷めても一切濁ることのない圧倒的なクリーンさが際立っています。
さらにパナマのコーヒーらしい華やかさと、チョコレートのような甘いアフターテイストもあり、これほどハイレベルな有機栽培のコーヒーにはまずめぐり逢えません。

こんなコーヒーを毎日飲みたいと思ってしまうのは、贅沢過ぎるのでしょうか。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、どうぞご利用くださいませ。

産地 : チリキ県 ボケテ地区 エル・サルト バルー火山斜面
標高 : 1,650m~1,750m
品種 : カトゥーラ
精製 : ウォッシュト








新入荷豆 : ケニア『ガクイ・ファクトリー』

ケニアのニュークロップ(14-15クロップ)第三弾のリリースです。
世界屈指の良質なコーヒーを誇るケニアですが、「ニエリ」「キアンブ」に続き、トップグレードの優良区域として知られる、ケニア山の南東側に位置する「エンブ」の豆が入荷しました。
このガクイ・ファクトリーAAは、当店でも2012年から毎年取り扱い、大好評のコーヒーです。

そして例によって今回も、もはやケニア・コーヒーの定番となりました、リーファーコンテナ(温度調節が可能なコンテナ)&バキューム・パックによる真空のパッケージで輸送されましたので、鮮度も非常に良好です。

ラズベリー、クランベリー、ライチ、チェリー、完熟トマトなどの果実に柑橘を加えたような華やかな酸と甘味、マンゴーのような滑らかな食感、上品で濃縮感たっぷりのこれ以上ない贅沢な香味です。

そしてなんといってもこのコーヒーの特筆すべき個性である、ボディの多様性、複雑さに魅了されることでしょう。

本日よりシティ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、どうぞご利用くださいませ。

産地 : 東部州 エンブ県北部 Manyatta地区 Ngandori East
標高 : 1,800m~1,840m
品種 : SL28、SL34、わずかにRuiru11
精製 : ウォッシュト