4/27/2023

ニューリリース : ケニア『カムワンギ・ファクトリー』

世界屈指の良質なコーヒーを誇るケニア、当店はニエリ、エンブ、キアンブ、ムランガと、さまざまな産地のコーヒーを取り扱ってまいりましたが、今回リリースするのはトップグレードの優良区域として知られファンも多い、ナイロビの北、ケニア中央州に位置する「キリニャガ」のニュークロップです。

このカムワンギ・ファクトリーは、名産地キリニャガ地区の小農家からなる組合で、設立から約60年もの歴史を誇ります(1964年設立)。1,800名ほどのメンバーが所属、活動している、伝統あるファクトリーです。

○シティ・ロースト
チェリーやベリー系の赤い果実のニュアンス、ブラッドオレンジのような明快な酸と甘味、瑞々しさと鮮やかさかが際立っており、柔らかな触感とクリーンな味わいが印象的です。
華やかな個性を主張しながら、コーヒーらしさも存分に感じることができる絶妙なバランスが、素晴らしい特徴のひとつとも言えます。

○フレンチ・ロースト
完熟トマトのアロマ、カシスやブラックベリー等、赤黒い果実のニュアンスを強く感じ、マンゴーのような濃密で粘性のある触感を堪能できます。
フルボディな赤ワインの甘い余韻が心地よく、深煎りにしてもここまで果実味を感じられるのは、まさに優れたケニア・コーヒーのなせる業といえます。

複雑な果実感と濃縮感を備えつつ、クリーンでシルキーな口当たり。その独特の香味の多様性に必ずや魅了されることでしょう。
これぞ「ケニア・フレーバー」だと感じることのできるすばらしいカップクオリティーです。

本日よりシティ・ローストフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。

所属農協名 : ニュー・ンガリアマ農協
産地 : 中央州 / キリニャガ県東部 / ギチュグ地区 / ンガリアマ
標高 : 1,460m~1,750m
品種 : SL28、SL34、Ruiru11
精製 : 発酵槽を使用しソーキングも行うケニアの伝統的ウォッシュ ト





4/17/2023

ニューリリース : イエメン『ハラーズ "バニ・ナヒミ"』イエメニア品種 ナチュラル

☆完売しました。ありがとうございました (4/22)

昨年に引き続き、スペシャルティコーヒー生産地の中でも、最も重要な国のひとつであるイエメンより、歴史的なスペシャルロットが届きました。
イエメンは近年、長期的に続く内戦の影響で、良質なコーヒーの入手が困難な状況でした。昨年、当店としては7年ぶりに4度目のイエメン・コーヒーをリリースし、母体品種「イエメニア(※)」の発見もあり、わずか6日で完売してしまいました。あの衝撃の香味が忘れられないとのお声も多く、まだ皆さまの記憶に新しいのではないでしょうか。
さらに今回は、昨年リリースしたハラーズ・エリアの中でも、熟度管理を徹底した、より厳選された集落指定ロット『バニ・ナヒミ』に限定したスペシャル・リザーブです。

エチオピアに自生していた野生種の原木を、アラビア人によってイエメンに植えられたのが、コーヒー栽培の起源です。
伝統的な製法、品種が保持されている特殊な産地のため、決して他の産地では体験できない、他のあらゆるコーヒーの香味にも共通することのない唯一無二の個性的なフレーバーを備えています。さらに欠点豆のない厳選された今回のマイクロロットは、まさに奇跡のコーヒーといえます。

こちらのバニ・ナヒミは、西部サナア県ハラーズ地区で栽培されたコーヒーで、集落の各農家で収穫されたチェリーを輸出業者が直接買い付け、その際同時に未成熟や過熟のチェリーを見分けて取り除くような農業指導も行っているそうです。集められたチェリーは同輸出業者の選別乾燥場に持ち込まれます。定期的に水分計測が行われながら丁寧に撹拌が繰り返され、均一性の高いドライチェリーに仕上げられていきます。その後ドライミルで脱殻、選別が施されます。
トレサビリティが明確でないコーヒーが多いイエメンにおいて、このバニ・ナヒミは輸出業者が農家と直接関係を持つため、情報が明確で高品質なコーヒーを生産できる体制が整っています。

豆の香りはまさにイチゴそのもの。バニラやシナモンのアロマ、ドライいちじくやプルーンを思わせる甘味、クリーミーで心地良い粘性に加え、口の中で溶けていくミルクチョコレートのような滑らかな質感もあります。ジンジャー等のスパイシーな風味も備え、発酵臭もなく非常にクリーンです。
また、フルボディで芳醇なウイスキーやコニャックのような熟成度が、温度変化とともにより強調され、いつまでも余韻として続いていきます。

これまでに味わったことのない個性溢れる複雑な香味で、その豊富なキャラクターと上品な口当たりに必ずや魅了されることでしょう。
一般的に流通している、未熟や発酵等の欠点豆が多く混入されている「モカマタリ」とは香味の質が根本的に異なり、多様性のある独特のフレーバーを備えつつ、非常にフレッシュでクリーンな味わいのこのコーヒーは、一度飲んだら一生忘れることがないと言えるほど、強烈な印象を与えてくれる珠玉の逸品です。

かつて輸出で利用されていた港の名称から、「モカ」などという非常に曖昧な表記で流通されることの多いイエメンとエチオピア両国のコーヒーですが、この機会にぜひワイニーでジューシーなエチオピア・ナチュラルと飲み比べて、異なる二種類の複雑かつ贅沢な香味をご堪能くださいませ。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

生産者 : バニ・ナヒミ村の約50軒の農家
産地 : サナア県 / ハラーズ地区 / バニ・ナヒミ村
標高 : 1,900m~2,000m
品種 : イエメニア
精製 : ベッド乾燥ナチュラル

※イエメニア品種
現在世界に流通しているアラビカ種のコーヒーのほとんどは、イエメンからインド、インドネシアへと持ち込まれ、その後ヨーロッパ経由で世界に広まったティピカ種と、イエメンからレユニオン島経由で東アフリカへ、その後中南米へと伝わったブルボン系品種のいずれかから派生したものです。2020年8月、当該輸出業者が共同研究の結果として「ティピカ系、ブルボン系いずれにも属さず、イエメン国内で独自に発展を遂げた固有の品種グループがあることを発見し、それをイエメニアと名付けた」と発表しました。










4/13/2023

ニューリリース : インドネシア『リントン・マンデリン "オナンガンジャン"』

高品質なマンデリンを生産するリントン地区、中でもトバ湖のすぐ南に位置する「リントンニフタ」、その西に位置する「ドロクサングル」、さらにその南にある「オナンガンジャン」の3地域は、非常に良質な栽培地として有名です。
本商品はオナンガンジャンで生産された、稀少なクラシック・スマトラ(※)のコーヒーです。

このマンデリン『オナンガンジャン』は、現地でもわずか1%未満しか生息していない、ティピカ系在来品種だけを厳選した単一ロットです。

一般的に流通しているマンデリンのような重く濁った苦味はなく、フローラルな甘い余韻が持続します。また他のスペシャルティ・マンデリンとは明らかに異なるクリーンさが際立っています。
まるで深い森林にいるような独特の香り、ハーブのアロマとトロピカルフルーツの甘味、滑らかでクリーミーな食感、バターを浮かべたような濃厚なコク。

スマトラ式という特殊な精製特有の良さも活かされた、極上のカップ品質といえましょう。
そのエキゾチックで複雑な香味は、決してほかでは味わうことのできないすばらしいキャラクターを備えたコーヒーです。

本日よりフレンチ・ローストにて販売いたします。

産地 : 北スマトラ州 / フンムバン・ハスンドゥタン県 / オナンガンジャン
標高 : 1,400m
品種 : クラシック・スマトラ(オナンガンジャン)
精製 : スマトラ式

※クラシック・スマトラ : 1876年スマトラにおいてもサビ病が発生し壊滅的被害をもたらしたこと、その余波としてロブスタやハイブリッド品種への植え替えが進んだことで、当時スマトラで栽培されていたティピカ種は失われたと考えられていました。しかし後にスマトラ島の奥地であるトバ湖周辺において、当時栽培されていたティピカ系在来品種の生き残りが再発見されました。現地では発見地により、バーゲンダル、シディカラン、ガロンガンと呼ばれています。





4/06/2023

ニューリリース : コスタリカ『ディビーノ・ニーニョ農地』

名産地として世界的に有名なタラスは、おもに3つのエリアに分けることができますが、今回お届けするのは西部に位置するレオンコルテスの「アルトス・デル・アベホナル」というマイクロミルで生産されたコーヒーです。

『ディビーノ・ニーニョ農地』では、農薬および化学肥料をできるだけ使用しない農法が用いられています(※)。この農地で丁寧に栽培された熟度の高いコーヒーチェリーを、アルトス・デル・アベホナル・ミルにて精製、華やかで芳醇なフレーバー溢れる素晴らしいウォッシュト・コーヒーに仕上がりました。

当店ではこちらのナチュラル精製を毎年のように取り扱い、リリースすると即完売してしまうほど大人気の農地ですので、ご存知のかたもたくさんいらっしゃることでしょう。

まずアロマの段階からジューシーな香りが広がり、柑橘に加えアセロラやピーチのような華やかな果実味、質感はしっかりあり柔らかな粘性を持っています。
上品で非常にクリーンなカップクオリティーです。
心地よく続く甘い余韻を、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

マイクロミル : アルトス・デル・アベホナル
農地 : ディビーノ・ニーニョ
所有 : ビンダス家
産地 : サン・ホセ州 / レオンコルテス市 / サンパブロ
標高 : 1,800m〜1,900m
品種 : カトゥアイ
精製 : 機械的にミューシレージを除去したウォッシュト

※農薬および化学肥料をできるだけ低減させる農法の実践
落ち葉のほかに、窒素固定作用のある樹木、微生物Microorganismsの活用により、化学肥料の使用を減らしています。木を健康に保っていること、微生物の活用でサビ病を抑えられています(そもそも標高が高いので、サビ病の影響は少ないですが)。その結果、殺菌剤の使用も低減できています。Microorganismsとは、山の土壌由来の微生物を米や廃糖蜜と混ぜ、嫌気的環境で繁殖させたもので、出来上がった液体を水で希釈し、コーヒーの木に噴霧することにより、耐病性を中心に木の健康状態を良好に保つことができます。結果として収穫量の向上にも繋がります







4/03/2023

HiO ICE CREAMさんのコーヒーラテ

素材の特徴を最大限に活かしたクラフトアイスクリームが大人気の「HiO ICE CREAM」さん。
厳選された原材料選びやそれぞれのフレーバーを引き立てる独自の製法など、徹底的に追求されたこちらのアイスクリームは、滑らかで口溶けの良いふわっとした食感がクセになりそうです。

さてこの度、4月より新発売となりました『コーヒーラテ』に、当店の深煎り定番ブレンド、ビター・スウィートをご使用いただいております。
北海道美瑛町の牧場で生産された濃厚なシングルオリジンミルクと、ビター・スウィートとの「豊かなボディ感と甘い余韻」という共通の香味が融合し、絶品の仕上がりとなりました。

こちらのコーヒーラテは、自由が丘のAtelierと、3月29日に日本橋三越本店に新規オープンされたStandにて、スクープとミニカップで、またオンラインショップでは「母の日 GIFT BOX」を、それぞれ販売していらっしゃいますので、ぜひぜひお求めくださいませ。

HiO ICE CREAM Atelier 自由が丘
東京都世田谷区奥沢7-4-12
営業時間 13:00〜18:00(営業日 : 土日祝)

HiO ICE CREAM Stand 日本橋三越本店
東京都中央区日本橋室町1丁目4-1(新館地下2階)
営業時間 10:00〜19:30