5/20/2024

ニューリリース : ケニア『ギチャサイニ・ファクトリー』

世界屈指の良質なコーヒーを誇るケニア、当店はエンブ、キリニャガ、キアンブ、ムランガとさまざまな産地のコーヒーを取り扱ってまいりましたが、今回首都ナイロビから北に約120キロ、国内最高峰の標高(5,199m)を誇るケニア山の南西に位置するニエリのクロップをリリースします。

『ギチャサイニ・ファクトリー』は、肥沃な土壌、十分な標高と寒暖差など、恵まれた栽培環境で世界的にも有名な優良産地ニエリの中でも、非常に高い品質を供給するファクトリーです。

○シティ・ロースト
まず豆を挽いた時に広がる完熟トマトのフレグランス、口に含んだ瞬間感じるラズベリーの甘味、グレープフルーツのようなジューシーさ、そしてコク豊かなマンゴーのような滑らかな舌触りと余韻が印象的な、とても贅沢な味わいです。
華やかな個性を主張しながら、コーヒーらしさも存分に感じることができる絶妙なバランスが、素晴らしい特徴のひとつとも言えます。

○フレンチ・ロースト
カシスのような鮮やかなフレーバー、アプリコットの濃厚な甘味、非常に力強く厚みのあるボディ感。冷めてくるとボルドー産の赤ワインを連想させる華やかな余韻を堪能することができます。
多様性のある贅沢な香味と質感は唯一無二、まさにケニアの深煎りならではの満足感のある飲みごたえです。

複雑な香味と濃縮感を備えつつ、これほどまでクリーンでシルキーな口当たりが際立っている上品な味わいのコーヒーには、なかなか出会えないでしょう。
これぞ「ケニア・フレーバー」だと感じることのできるすばらしいカップクオリティーです。

本日よりシティ・ローストフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。

所属農協名 : ギカンダ農協
産地 : 中央州 / ニエリ県 / マシラ西地区
標高 : 1,600m~1,900m
品種 : SL28、SL34、Ruiru11
精製 : 発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュ ト








5/13/2024

ニューリリース : コロンビア『サンフランシスコ農園』

太平洋と赤道に沿ったコロンビア南西部に位置する、広大な国土の中でも最高の産地として知られる「ナリーニョ」のニュークロップが入荷しました。

県都のサン・フアン・デ・パスト近郊、標高4,276mを誇る活火山ガレラス山から北へ約15kmのところに、ディエゴ・ロペス氏の所有する優れた農園『サンフランシスコ』があります。
ほぼ赤道直下(北緯1度)にあるナリーニョは、日照時間が長く、高地での栽培が可能です。さらにこの地域は、コロンビア南部特有の傾斜の厳しい山岳地帯で、寒暖差の激しい環境で栽培されるため、実が引き締まり、豊かな香味とボディが形成されます。

農園主のロペス氏は試験的に他の品種を植えたり、乾燥工程においてパーチメントコーヒーへのダメージを緩和するため、グリーンハウスの改善に取り組むなど、品質向上に大変熱心でいらっしゃいます。地域のコーヒー生産者への指導も行っているそうです。

クリーンで滑らかな質感、オレンジやカシスの果実味が華やかに広がり、完熟の甘味が心地良い余韻として残ります。サトウキビやキャラメルのニュアンスもあり、明るくバランスの良い香味です。

ナリーニョ産スペシャルロットの高品質なコーヒーを、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

所有 : ディエゴ・ロペス
産地 : ナリーニョ県 / ラ・フロリダ市 / サンフランシスコ・バホ村
標高 : 2,150m
品種 : カトゥーラ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト








5/05/2024

ニューリリース : ホンジュラス『エル・シエロ・デ・セルグァパ』

ホンジュラス南西部、首都テグシガルパから北西に約60kmほど行ったところにある『エル・シエロ・デ・セルグァパ』は、ホンジュラスの中でも特に標高が高く、当店が同国で最も注目する生産エリア「セルグァパ地区」にあるマイクロロットです。
寒暖差のある環境により実が締まり、精製設備にも力を入れ、高品質な香味を実現しています。

こちらで栽培された品種は、ブルボンと在来種のティピカです。サビ病の打撃後、急速に植え替えが進んだハイブリット品種、IH90やレンピラなどが大勢を占めるホンジュラスでは稀有な存在といえましょう。
とても明るく鮮やかな味わいが印象的です。

柑橘の爽やかな果実味、メイプルのような甘さが口の中に広がり、柔らかく清涼感のある味わいがとても心地良いマイルドなコーヒーです。
優れた栽培環境と丁寧な精製によって作り上げられた華やかな香味を、ぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

生産者 : サンミゲル集落の農家
産地 : コマヤグア県 / コマヤグア市 / セルグァパ地区 / サン・ミゲル集落
標高 : 1,600m~2,000m
品種 : ブルボン、ティピカ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト






4/26/2024

ニューリリース : コスタリカ『ディビーノ・ニーニョ農地』

名産地として世界的に有名なタラスは、おもに3つのエリアに分けることができますが、今回お届けするのは西部に位置するレオンコルテスの「アルトス・デル・アベホナル」というマイクロミルで生産されたコーヒーです。

『ディビーノ・ニーニョ農地』では、農薬および化学肥料をできるだけ使用しない農法が用いられています(※)。この農地で丁寧に栽培された熟度の高いコーヒーチェリーを、アルトス・デル・アベホナル・ミルにて精製、華やかで芳醇なフレーバー溢れる素晴らしいウォッシュト・コーヒーに仕上がりました。

当店ではこちらのナチュラル精製を毎年のように取り扱い、リリースすると即完売してしまうほど大人気の農地ですので、ご存知のかたもたくさんいらっしゃることでしょう。

まずアロマの段階からジューシーな香りが広がり、柑橘に加えアセロラやライチのような華やかな果実味、質感はしっかりあり柔らかな粘性を持っています。
上品で非常にクリーンなカップクオリティーです。
心地よく続く甘い余韻を、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

マイクロミル : アルトス・デル・アベホナル
農地 : ディビーノ・ニーニョ
所有 : ビンダス家
産地 : サン・ホセ州 / レオンコルテス市 / サンパブロ
標高 : 1,800m〜1,900m
品種 : カトゥアイ
精製 : 機械的にミューシレージを除去したウォッシュト

※農薬および化学肥料をできるだけ低減させる農法の実践
落ち葉のほかに、窒素固定作用のある樹木、微生物Microorganismsの活用により、化学肥料の使用を減らしています。木を健康に保っていること、微生物の活用でサビ病を抑えられています(そもそも標高が高いので、サビ病の影響は少ないですが)。その結果、殺菌剤の使用も低減できています。Microorganismsとは、山の土壌由来の微生物を米や廃糖蜜と混ぜ、嫌気的環境で繁殖させたもので、出来上がった液体を水で希釈し、コーヒーの木に噴霧することにより、耐病性を中心に木の健康状態を良好に保つことができます。結果として収穫量の向上にも繋がります







4/19/2024

ニューリリース : エチオピア『ウォルカW.S. "ウレインチニーチャ集落"』ウォッシュト

当店でも大人気のエチオピア・イルガチェフェ。こちらはその最南東部に位置するゲデブにて生産されました。ゲデブ地区はイルガチェフェの中でも特に標高が高く、コーヒー栽培の環境的にも好条件なエリアです。
そのゲデブで最高の品質を誇る「ウォルカ・ウォッシング・ステーション」が手がけた、珠玉のウォッシュト・コーヒーをご紹介いたします。

そしてうれしいことに、今回も特定の集落のみで厳選された特別ロットです。高品質なチェリーを生産する『ウレインチニーチャ集落(※)』で収穫されたものだけを選択し、ウォルカW.S.に持ち込み、精製されました。
当店では当たり前のように集落限定のコーヒーをお届けしておりますが、じつはイルガチェフェで集落指定ロットが実現したのは非常にレアなことで、より豊かな個性が形成され、他のコーヒーでは決して体験できないほどのレベルに仕上がっています。

フローラルな香り、梅や柚子のような心地良い酸味と甘味、柔らかく滑らかな口当たり、ウォッシュト精製ではあまり感じることのできない赤い果実のニュアンスもあり、その芳醇な余韻を満喫できます。
華やかで鮮やか、フルーティーでクリーンな味わいが際立つコーヒーですが、厚みのある質感も特徴的で、その複雑で多様性のある香味に魅了されることでしょう。

本日よりハイ・ローストにて販売いたします。

生産者 : ウレインチニーチャ集落の農家
産地 : 南部諸民族州 / ゲデオ・ゾーン / ゲデブ・ウォレダ / ウォルカ地区 / ウレインチニーチャ集落
標高 : 約2,250m
品種 : 在来品種
精製 : 発酵槽を用いたウォッシュト

ウレインチニーチャ集落
2018年12月にLCFがウォルカW.S.を訪問した際に、トレーサビリティをより明確にすべくチェリーを買い付ける範囲を徹底して取材した結果、ウォルカの11Villageとその隣接する4つのKebele(地区)からチェリーが持ち込まれている ことが分かりました。さらにW.S.の従業員にも聞き取りを行い、標高やW.S.との位置関係を確認。最終的に集落を指定したロットの生産を約束してくれました。 その際に選ばれたのが、4年前に当店でも取り扱った「ハロハディ集落」。LCFとしては初めてのエチオピア集落指定商品となりました。 そして一昨年さらに取材を進め、「クレイウォット」「アダメ・マゾリョ」「ウレインチニーチャ」も非常にポテンシャルが高いと判断し、「ハロハディ」とともにこれらの優れた4集落をはじめとするウォルカ周辺の可能性をさらに探っていく予定です。ちなみに「ウレインチニーチャ」は、ウォルカW.S.の北北西に位置する、非常に標高の高い地域にあります







4/11/2024

ニューリリース : エチオピア『ウォルカ W.S. "アダメ・マゾリョ集落"』ナチュラル

世界のナチュラル・コーヒーの大本命といっても決して過言ではない、当店シングルオリジン「人気No.1」のイルガチェフェ、こちらはその最南東部に位置するゲデブにて生産されました。ゲデブ地区はイルガチェフェの中でも特に標高が高く、コーヒー栽培の環境的にも好条件なエリアです。
そのゲデブで最高の品質を誇る「ウォルカ・ウォッシング・ステーション」が手がけた、珠玉のナチュラル・コーヒーをご紹介いたします。

そしてうれしいことに、今回も特定の集落のみで厳選された特別ロットです。高品質なチェリーを生産する『アダメ・マゾリョ集落(※)』で収穫されたものだけを選択し、ウォルカW.S.に持ち込み、精製されました。
イルガチェフェで集落指定ロットが実現したのは非常にレアなことで、より豊かな個性が形成され、他のコーヒーでは決して体験できないほどのレベルに仕上がっています。

○シティ・ロースト
まずプルーンのような熟した甘味が強烈です。独特のイチゴやブルーベリーの濃密な果実感は健在!圧倒的なフレーバーのフルーティーさに、衝撃と感動をもたらしてくれること間違いなしです。芳醇な赤ワインのようなジューシーなアロマが、いつまでも余韻として心地良く残ります。

○フレンチ・ロースト
深煎りでも溢れる果実味は健在です。より熟成されたベリーの香りは、豊かで濃厚なボディ感とクリーンさが見事に調和し、その独特の甘みがいつまでも続いていきます。円熟したフルーティーさを存分に味わっていただけるはずです。
ナチュラル好きのかたは、このコーヒーを見逃すわけにはいきません。

良質なナチュラル精製の生み出す完熟のフレーバーと、エチオピア独特のキャラクターとの組み合わせは、まさに奇跡の香味と言えます。

イルガチェフェは優れたコーヒー産地として有名ですが、ここまで明確な果実味を感じるコーヒーにはなかなか出会うことができません。
産地の曖昧な「モカ」はもちろん、一般的に流通している「エチオピアG-1」とは一線を画す、一度飲んだら忘れられないキャラクターの明確なコーヒーです。

本日よりシティ・ローストフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。

生産者 : アダメ・マゾリョ集落の農家
産地 : 南部諸民族州 / ゲデオ・ゾーン / ゲデブ・ウォレダ / ウォルカ地区 / アダメ・マゾリョ集落
標高 : 約2,250m
品種 : 在来品種
精製 : アフリカンベッドで乾燥したナチュラル

アダメ・マゾリョ集落
2018年12月にLCFがウォルカW.S.を訪問した際に、トレーサビリティをより明確にすべくチェリーを買い付ける範囲を徹底して取材した結果、ウォルカの11Villageとその隣接する4つのKebele(地区)からチェリーが持ち込まれている ことが分かりました。さらにW.S.の従業員にも聞き取りを行い、標高やW.S.との位置関係を確認。最終的に集落を指定したロットの生産を約束してくれました。 その際に選ばれたのが、2019年に当店でも取り扱った「ハロハディ集落」。LCFとしては初めてのエチオピア集落指定商品となりました。 そしてさらに取材を進め、「クレイウォット」「アダメ・マゾリョ」「ウレインチニーチャ」も非常にポテンシャルが高いと判断し、「ハロハディ」とともにこれらの優れた4集落をはじめとするウォルカ周辺の可能性をさらに探っていく予定です。ちなみに「アダメ・マゾリョ」は、ウォルカW.S.の北側に位置する、周辺の集落で最も標高の高い地域にあります






4/05/2024

ニューリリース : インドネシア『マンデリン "オナンガンジャン"』

高品質なマンデリンを生産するスマトラ北部、中でもトバ湖のすぐ南に位置する「リントンニフタ」、その西に位置する「ドロクサングル」、さらにその南にある「オナンガンジャン」の3地域は、非常に良質な栽培地として有名です。
本商品はオナンガンジャンで生産された、稀少なクラシック・スマトラ(※)のコーヒーです。

このマンデリン『オナンガンジャン』は、現地でもわずか1%未満しか生息していない、ティピカ系在来品種だけを厳選した単一ロットです。

一般的に流通しているマンデリンのような重く濁った苦味はなく、フローラルな甘い余韻が持続します。また他のスペシャルティ・マンデリンとは明らかに異なるクリーンさが際立っています。
まるで深い森林にいるような独特の香り、ハーブのアロマとトロピカルフルーツの甘味、滑らかでクリーミーな食感、バターを浮かべたような濃厚なコク。

スマトラ式という特殊な精製特有の良さも活かされた、極上のカップ品質といえましょう。
そのエキゾチックで複雑な香味は、決してほかでは味わうことのできないすばらしいキャラクターを備えたコーヒーです。

本日よりフレンチ・ローストにて販売いたします。

産地 : 北スマトラ州 / フンムバン・ハスンドゥタン県 / オナンガンジャン
標高 : 1,400m
品種 : クラシック・スマトラ(オナンガンジャン)
精製 : スマトラ式

※クラシック・スマトラ : 1876年スマトラにおいてもサビ病が発生し壊滅的被害をもたらしたこと、その余波としてロブスタやハイブリッド品種への植え替えが進んだことで、当時スマトラで栽培されていたティピカ種は失われたと考えられていました。しかし後にスマトラ島の奥地であるトバ湖周辺において、当時栽培されていたティピカ系在来品種の生き残りが再発見されました。現地では発見地により、バーゲンダル、シディカラン、ガロンガンと呼ばれています。