2/17/2022

ニューリリース : コスタリカ『エル・ハルディン農地 "ビジャサルチ品種"』ナチュラル

屈指の名産地タラスより、世界的に評価の高い名門「ドン・マジョ・マイクロミル(※)」で生産された素晴らしいナチュラル・コーヒーが届きました。
そのドン・マジョが所有する13の農地の中でも最も標高の高い、代表的な農地である『エル・ハルディン』。当店でも毎年のようにゲイシャ品種を販売しているので、みなさんお馴染みの農地でしょう。

ブルボンの突然変異で矮小化した品種「ビジャサルチ」は、標高の高い場所での栽培に適しているという優れた特徴があり、高地ならではの厳しい環境、強風などにも耐える性質を持っています。
今回は『エル・ハルディン農地』で丁寧に栽培された熟度の高いビジャサルチ品種のコーヒーチェリーを、ドン・マジョ・ミルにて精製、華やかで芳醇なフレーバー溢れる素晴らしいナチュラル・コーヒーに仕上がりました。

花の蜜のような甘いフレグランス、上品で滑らかな質感としっかりとしたボディ、メロンや洋梨の甘味、プルーン等のドライフルーツのニュアンスに、ウイスキーのようなモルティーな余韻を感じさせてくれます。

また粗悪なナチュラル特有のオイル臭はなく、冷めても一切濁りなく持続する完熟の果実味は、まさに極上のナチュラル。品質の高さと丁寧に施された精製の証と言えましょう。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

マイクロミル : ドン・マジョ
農地 : エル・ハルディン
産地 : サン・ホセ州 タラス市 ハルディン
標高 : 1,950m〜2,050m
品種 : ビジャサルチ
精製 : ナチュラル

※ドン・マジョ・マイクロミル
歴史ある第1世代のマイクロミル。コーヒー生産者としてより発展していくために、積極的に農地の取得を行っています。2016年現在タラスとレオンコルテスに13農地を所有しています。農地の増加に伴い、ウェットミルの能力増強が必要になると、乾燥場、精製設備の更新を行い、生産量と品質の双方を追い求めています。農地管理には必要なものを必要なだけ与えるという方針を貫き、土壌や葉をしっかりと分析し、最も効果的なタイミングで必要充分に与え、結果的に木が健康に保たれています。「最高品質のコーヒーを生産している」という自負が強く、品質に納得がいかないロットは、自らグレードを下げて販売する徹底ぶりです。たとえばゲイシャ品種は、あくまでゲイシャらしいフレーバーがあってこそゲイシャと言えると考えており、たとえゲイシャ品種を生産したとしても、ゲイシャらしいフレーバーが強く表れていなければ、「ゲイシャ品種の商品」として販売することはありません。









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2/03/2022

ニューリリース : エチオピア『ウォルカW.S. "クレイウォット集落"』ナチュラル

世界のナチュラル・コーヒーの大本命といっても決して過言ではない、当店シングルオリジン「人気No.1」のイルガチェフェ、こちらはその最南東部に位置するゲデブにて生産されたニュークロップです。
イルガチェフェで最高の品質を誇る「ウォルカ・ウォッシング・ステーション」が手がけた、珠玉のナチュラル・コーヒーが、昨年に引き続き待望の入荷となりました。

そしてうれしいことに、今回も特定の集落のみで厳選された特別ロットです。高品質なチェリーを生産する『クレイウォット集落(※)』で収穫されたものだけを選択し、ウォルカW.S.に持ち込み、精製されました。
イルガチェフェで集落指定ロットが実現したのは非常にレアなことで、より豊かな個性が形成され、他のコーヒーでは決して体験できないほどのレベルに仕上がっています。

まずプルーンのような熟した甘味が強烈です。独特のイチゴやブルーベリーの濃密な果実感は健在!圧倒的なフレーバーのフルーティーさに、衝撃と感動をもたらしてくれること間違いなしです。芳醇な赤ワインのようなジューシーなアロマが、いつまでも余韻として心地良く残ります。
良質なナチュラル精製の生み出す完熟のフレーバーと、エチオピア独特のキャラクターとの組み合わせは、まさに奇跡の香味と言えます。

イルガチェフェは優れたコーヒー産地として有名ですが、ここまで明確な果実味を感じるコーヒーにはなかなか出会うことができません。
産地の曖昧な「モカ」はもちろん、一般的に流通している「エチオピアG-1」とは一線を画す、一度飲んだら忘れられないキャラクターの明確なコーヒーです。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

産地 : 南部諸民族州 ゲデオゾーン ゲデブウォレダ ウォルカ地区 クレイウォット集落
標高 : 約2,250m
品種 : 在来品種
精製 : ベッド乾燥ナチュラル

※クレイウォット集落
2018年12月にLCFがウォルカW.S.を訪問した際に、トレーサビリティをより明確にすべくチェリーを買い付ける範囲を徹底して取材した結果、ウォルカの11Villageとその隣接する4つのKebele(地区)からチェリーが持ち込まれている ことが分かりました。さらにW.S.の従業員にも聞き取りを行い、標高やW.S.との位置関係を確認。最終的に集落を指定したロットの生産を約束してくれました。 その際に選ばれたのが、3年前に当店でも取り扱った「ハロハディ集落」。LCFとしては初めてのエチオピア集落指定商品となりました。 そして一昨年さらに取材を進め、「クレイウォット」「アダメ・マゾリョ」「ウォレインチニチャ」も非常にポテンシャルが高いと判断し、「ハロハディ」とともにこれらの優れた4集落をはじめとするウォルカ周辺の可能性をさらに探っていく予定です。ちなみに「クレイウォット」は、ウォルカW.S.の西側に位置する、非常に標高の高い地域にあります。







 
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