コロンビア南部の名産地として名高い「ウイラ」のマイクロロット、生産者ペドロ・ネル・ベタンコート氏が所有する『ラ・パルミラ農園』のコーヒーです。
ウイラ県は東部山脈と中央山脈に挟まれた位置にあり、両山脈のスロープを中心に優れたコーヒー産地が分布しています。県最南部は両山脈がぶつかる地域で、標高に恵まれる地形のためか優れたコーヒーが多く見られます。
カシスや柑橘系の華やかかつ厚みのある果実味、滑らかな舌触り、とても豊かな味わいです。微かにケニア・コーヒーのようなフレーバーもあり、明るくバランスの良いカップクオリティーです。
コロンビアは国土面積が広大なため、産地によって多様なキャラクターを備えていますが、この『ラ・パルミラ農園』は果実感とボディ感の調和が際立った、まさにコロンビア・コーヒーのお手本のような香味と言えるでしょう。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
産地 : ウイラ県 ピタル市
標高 : 1,800m~1,920m
品種 : カトゥーラ
精製 : 発酵槽工程を経るウォッシュト
12/21/2020
ニューリリース : コロンビア『ラ・パルミラ農園 "Pedro Nel Betancourt"』
12/20/2020
年末年始の営業について
平素よりEBONY COFFEEをご愛顧いただき、まことにありがとうございます。
2020年も残りわずかとなりました。
年内は29日まで通常営業いたします(11時〜19時)。
贈り物やお正月用のコーヒーなど、ぜひお求めくださいませ。
12月30日より1月3日まで休業、年始は4日より通常営業とさせていただきます。
オンラインショップも同様のスケジュールとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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12/17/2020
ゲイシャ完売のお知らせ
12月6日よりリリースさせていただきましたコスタリカ・ゲイシャ3種ですが、本日完売いたしました。
今回は例年よりもたくさんの量を確保できたこともあり、多くのお客様方にお愉しみいただけたのではないかと思っております。
みなさまたくさんのお問い合わせ、まことにありがとうございました。
なおお取り置きのご予約を頂戴したお客様へのお引き渡しに関しましては、、随時対応させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
12/06/2020
ゲイシャ各種販売開始しました
平素よりEBONY COFFEEをご愛顧いただき、まことにありがとうございます。
さて先日告知させていただきましたコスタリカ・ゲイシャ3種を、本日リリースいたしました。みなさま大変お待たせしました。
世界ハイエンドのスペシャルティコーヒーの中でも、今や最高品質の香味として広く知られるようになったゲイシャ種、当店で扱い始めたのは8年ほど前からになります。
当時はまだパナマの限られた農園でしか生産されておらず、非常に稀少価値の高いものでしたが、世界中のコーヒー業者が高値で購入することにより、パナマ国内でゲイシャ種を植える農園が急増し、さらには他の生産国でも栽培を試みる農園が多くなりました。
現在は流通量も増え、稀少品種ではなくなっているのが実状です。その分どれだけしっかりと「ゲイシャ種らしさ」が感じられるかという点が重要になり、香味をしっかりと見極める味覚と、どういう環境でどのように栽培したかという、いわゆるトレーサビリティ(流通履歴)が大切であると感じています。
今回当店で取り扱うゲイシャは、以下の3種です。
●コスタリカ・タラス『エル・ハルディン農地』ウォッシュト
●コスタリカ・ドタ『サンタテレサ2000農地』ウォッシュト
●コスタリカ・レオンコルテス『ドン・ホセ農地』ブラックハニー
それぞれの異なる香味を体験していただくために、お得な3種飲み比べセットもご用意いたしました。
いずれの精製も農地も、クリーンさ、華やかさ、複雑さ、余韻の深さ、濃縮感、どれをとっても圧倒的で、次から次へと変化する鮮やかな果実味の多様性は、まさしく世界最高品質のコーヒーだと感じさせてくれます。
最高峰のゲイシャの魅力は、いつまでも忘れられないジューシーな余韻として、飲み終えたあともずっと心に残る香味です。
単体でももちろんキャラクター豊かなこのゲイシャ、じつはそれらをお好みの配分でブレンドすると、決して互いの個性を壊すことなく、さらなる香味の広がりを愉しむことができます。
ぜひこの機会に、「シングル」「ブレンド」の様々な異なるゲイシャ・フレーバーを、贅沢に満喫されてみてはいかがでしょうか。
ご購入のタイミングが合わないようでしたら、お取り置きもさせていただきますので、その際はお気軽にお問い合わせくださいませ。
ニューリリース : 【ゲイシャ】コスタリカ『ドン・ホセ農地』ブラックハニー
マイクロミルの先駆者として、コスタリカ・コーヒーを牽引してきた名門中の名門「ブルマス・デル・スルキ・マイクロミル(※1)」より、一昨年、昨年に引き続き、待望のゲイシャが届きました。
当店では今までウォッシュト精製とナチュラル精製を取り扱ってまいりましたが、今回入手したのはパルプトナチュラル精製の一種であるブラックハニー・プロセス(※2)です。
タラス西部のレオンコルテス市に位置する『ドン・ホセ農地』は、標高が高く風の強い冷涼な土地で、コーヒーの栽培には非常に過酷な環境といえます。
しかし標高の高さは寒暖の差をもたらし、チェリーの生育を緩やかにするため、優れた品質を実現することができると考え、品種の選択から農地管理まで徹底的に研究を重ね、成分をしっかりと蓄えた最高品質のコーヒー栽培に成功しました。
濃厚でクリーミーなイチゴミルクのような質感、チェリーやブルーベリーの甘味、イチジクのような熟した果実味、温度の変化とともに様々なフルーツを満喫することができるでしょう。赤ワインの風味に加えコニャックを思わせる芳醇さも感じ、飲み終えたあともしばらく忘れられないほど強烈な余韻を残してくれます。
ナチュラル精製特有の完熟の甘味と、ウォッシュト精製の持つクリーンさを兼ね備え、ブラックハニーの長所とゲイシャ・フレーバーがしっかりと香味に表れた最高のコーヒーです。
本日よりハイ・ローストにて販売いたします。
お得な3種のゲイシャ飲み比べセットは、こちらよりご購入いただけます。
マイクロミル : ブルマス・デル・スルキ
農地 : ドン・ホセ
産地 : サン・ホセ州 レオンコルテス市 サンイシドロ
標高 : 1,965m~2,050m
品種 : ゲイシャ
精製 : パルプトナチュラル(ブラックハニー)
※1 ブルマス・デル・スルキ・マイクロミル
先述の通り、マイクロミルの先駆者として設立された、コスタリカを代表するミル。「セントラルバレー」という、標高がそこまで高くない産地においても、タラスに匹敵する商品を生産すべく、様々な取り組みを行ってきました。代表例が、精製によって味を付加するハニー・プロセスです。様々なハニー・プロセスを開発し、他の生産者にも指導しています。コスタリカ・コーヒー全体の品質を高めるためにも尽力してきました。
※2 ブラックハニー・プロセス
パルプトナチュラルまたはハニー・プロセスとは、コーヒー果肉除去後に、パーチメント(内果皮)のまわりに付着した「ミューシレージ」と呼ばれる粘液質を残した状態で乾燥させる工程のことで、ミューシレージの量と乾燥時間によって、それぞれ「イエロー」「レッド」「ブラック」と冠して細分化されます。イエローハニーはミューシレージを約25%残し6~8日間乾燥したもの、レッドハニーは50%残し12~14日間、ブラックハニーは100%残し約1ヶ月乾燥させます。ミューシレージを残した状態でゆっくりと乾燥させることにより、完熟の果実味が豆に移り、ウォッシュト精製では得られにくい蜂蜜のような独特の甘味を持つ、複雑なフレーバーのコーヒーに仕上がります。
ニューリリース : 【ゲイシャ】コスタリカ『サンタテレサ2000農地』ウォッシュト
コスタリカ・コーヒーの約30%(国内1位)はタラスで生産されていますが、このタラスはさらに3つのエリアに分けることができます。西部のレオンコルテス市、中央のタラス市、東部のドタ市、いずれも世界的に有名なコーヒーの名産地です。
「サンタテレサ・マイクロミル(※)」は、タラスの東部ドタにあります。ドタはカリブ海からの湿潤な風の影響を受ける、優れたコーヒーを多く生産しているエリアです。
こちらのミルが所有する農地のうちの1つ『サンタテレサ2000』は、当店でも過去にカトゥアイやティピカを扱ったことがあるので、ご存知のかたもいらっしゃるでしょう。今回はついにそのゲイシャが届きました。
クリーンで鮮やか、パイナップル、フランボワーズ、アセロラ等の明るい酸と、蜂蜜の甘みが見事に融合し、まるでレモネードのような香味と濃縮感を堪能することができます。
今回リリースした3種の中では、ウォッシュト・ゲイシャの持つ華やかなフレーバーを、最も感じさせるコーヒーと言えるかもしれません。
本日よりハイ・ローストにて販売いたします。
お得な3種のゲイシャ飲み比べセットは、こちらよりご購入いただけます。
マイクロミル : サンタテレサ
農地 : サンタテレサ2000
産地 : サン・ホセ州 ドタ市 サンタマリア
標高 : 1,950m~2,050m
品種 : ゲイシャ
精製 : 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
※サンタテレサ・マイクロミル
2010年にサンタテレサのカトゥアイが植えられている部分を購入。2012年にその上部の牧草地を購入し、2014年そこにミルを設立しました。設立年はまだ設備が完全に整っていなくて少量精製でした。翌年、処理量の大きい機械を導入し、乾燥設備の充実も進めており、品質、量ともに成長著しい、将来性が期待できる生産者です。
ニューリリース : 【ゲイシャ】コスタリカ『エル・ハルディン農地』ウォッシュト
屈指の名産地タラスより、世界的に評価の高い名門「ドン・マジョ・マイクロミル(※)」で生産された素晴らしいゲイシャが届きました。
そのドン・マジョが所有する13の農地の中でも最も標高の高い、代表的な農地である『エル・ハルディン』で丁寧に栽培されました。
ゲイシャは、エル・ハルディン農地のような高い標高での栽培が非常に困難です。気温が低いため生育も遅く、樹々に多くの抵抗力が求められます。そんな過酷な条件にあえて挑戦し、労力やコストを惜しみなく費やし、高い技術力と精神力を駆使して綿密な農地管理を行うことにより、この奇跡のコーヒーが生み出されたのです。
フローラルの香り、ライチやキウイのような華やかさ、クランベリーのような赤い果実のジューシーな甘味が複雑に入り混じり、ハイ・ローストながら感じる厚みのあるボディとともに、多様な質感をお愉しみいただけます。
またウォッシュト精製ながら、生豆の状態の時からナチュラル精製のような香りがあり、ワイニーで独特の甘く熟した余韻を味わうことができます。
本日よりハイ・ローストにて販売いたします。
お得な3種のゲイシャ飲み比べセットは、こちらよりご購入いただけます。
マイクロミル : ドン・マジョ
農地 : エル・ハルディン
産地 : サン・ホセ州 タラス市 ハルディン
標高 : 1,950m~2,100m
品種 : ゲイシャ
精製 : 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
※ドン・マジョ・マイクロミル
歴史ある第1世代のマイクロミル。コーヒー生産者としてより発展していくために、積極的に農地の取得を行っています。2016年現在タラスとレオンコルテスに13農地を所有しています。農地の増加に伴い、ウェットミルの能力増強が必要になると、乾燥場、精製設備の更新を行い、生産量と品質の双方を追い求めています。農地管理には必要なものを必要なだけ与えるという方針を貫き、土壌や葉をしっかりと分析し、最も効果的なタイミングで必要充分に与え、結果的に木が健康に保たれています。「最高品質のコーヒーを生産している」という自負が強く、品質に納得がいかないロットは、自らグレードを下げて販売する徹底ぶりです。たとえばゲイシャ品種は、あくまでゲイシャらしいフレーバーがあってこそゲイシャと言えると考えており、たとえゲイシャ品種を生産したとしても、ゲイシャらしいフレーバーが強く表れていなければ、「ゲイシャ品種の商品」として販売することはありません。
12/01/2020
ニューリリース : 季節のブレンド『スノー』
『スノー・ブレンド』フルシティ・ローストです。
どっしりとした重厚なコクと完熟のフルーティーなフレーバー、そして甘い余韻を存分に味わうことのできる、とても複雑かつ華やかな香味です。
深煎りなのに、クリーンで苦味が少ないコーヒーに仕上げています。
稀少かつ高品質な豆を贅沢に使用し、心も身体もあたたまる香味作りを追究しました。
本日より販売いたします。
なお12月25日までは、恒例のクリスマス・デザイン仕様です。
EBONY COFFEE スペシャティコーヒー ロースター コーヒー豆 おいしいコーヒー 自由が丘 九品仏 奥沢 世田谷 オンラインショップ 通信販売