8/05/2022

ニューリリース : コロンビア『エル・ローブレ農園』ティピカ種

当店の加盟しているLCFの代表的なパートナーシップ農園、コロンビア北部サンタンデールのニュークロップです。
これまで南部のナリーニョ、ウイラ、カウカ、トリマ、中部クンディナマルカ等々、さまざまなエリアで生産されたコーヒーを取り扱ってまいりましたが、前回のタマ・マウンテン同様北部に位置する『エル・ローブレ農園』の稀少なティピカ種をご紹介いたします。

昼間は30度前後、夜間は10度以下という、非常に寒暖差の激しい環境下で生産されることにより、濃厚で甘いチェリーを形成することができます。
またこの農園は、栽培においてJASやUSDAの有機認証を取得しているのも特徴のひとつで、品質管理の真剣さが伝わってきます。

クリーンで滑らかな質感、黒糖やキャラメルを思わせる甘味に、柔らかな質感と濃厚なボディがあり、非常にバランスの良い優れたカップテイストです。

アラビカ種の中でも、ティピカは最も原種に近く最も古い品種のひとつです。しかし生産性が低い上、品種改良の対象となってしまったり、他の品種と混在して流通することも多く、減少の一途をたどる現状と言えます。
先述の通りティピカはコーヒーの原点のひとつとも言えますので、基準の香味を理解することが味覚を磨いていくための大切な要素です。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

農園主 : オズワルド・アセベド
産地 : サンタンデル県 ロス・サントス近郊 メサ・デ・ロス・サントス
標高 : 1,650m
品種 : ティピカ
精製 : 発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト