1/21/2023

ニューリリース : ホンジュラス『ラス・クレマス・デ・サン・セバスティアン』

南西部のレンピラ県にあるサン・セバスティアンは、最高点2,600mに達するセラケ国立公園内パカイータス火山の南麓に位置し、標高1,800〜2,000m付近にコーヒー生産者が点在する高標高産地です。

ホンジュラスはカリブ海側の湿った空気の影響を強く受ける傾向がありますが、この地域は太平洋側から乾燥した空気も流れ込むため、しっかりとした乾季も訪れます。それゆえ雨季と乾季が明瞭で、ホンジュラスの中でもコーヒー栽培に非常に好適な気候を有する地域です。

今回の品種はパカス。当店で大人気のパカマラ品種(エルサルバドルのナチュラルやグァテマラ・ウエウエテナンゴなど。パカマラはパカスとマラゴジペの交配種)の親品種ということになります。

柔らかな果実味、メイプルのような甘さが口の中に広がり、爽やかで清涼感のある味わいがとても心地良いコーヒーです。
農地名『La Cremas De San Sebastian』にもあるCrema(クレマ)の名称通り、クリーミーなコクや粘性も感じさせてくれます。
優れた栽培環境と丁寧な精製によって作り上げられた華やかな香味を、ぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

生産者 : アグア・フリア集落とエル・サナテ集落の農家
産地 : レンピラ県 / サン・セバスティアン地区 / アグア・フリア集落、エル・サナテ集落
標高 : 1,800m〜2,200m
品種 : パカス
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト