10/19/2023

ニューリリース : エチオピア『ハバシトゥリチャ W.S. "ハバシラサ"』ウォッシュト

当店でも大人気のエチオピア・イルガチェフェ、こちらはウォッシュト精製のリリースです。
今回はグジのウラガ・ウォレダ(=市・町・村)で生産された、素晴らしいカップクオリティーを持つニュークロップをお届けします。

グジゾーンはイルガチェフェのあるゲデオゾーンと接しており(標高は全体的にゲデオ側よりも高め)、ウラガやハンベラは、コチェレ、ゲデブに接する地区です。そのせいか、香味の傾向がイルガチェフェ(特にゲデブ)に非常に近いと感じます。

こちらのウォッシュトも、『ハバシラサ』というこの周辺で最も高品質で最も標高の高い、特定のエリアのみで厳選された限定ロットを入手することができました。昨年ナチュラル精製のロットを扱いましたので、ご存知のかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

熟度の高い良質なチェリーを栽培する『ハバシラサ』で収穫されたものだけを選択し、そのチェリーを「ハバシトゥリチャ・ウォッシング・ステーション(W.S.)」に持ち込み、精製されました。
当店では当たり前のように集落限定のコーヒーをお届けしておりますが、じつはエチオピアでこのエリア指定ロットというのは非常にレアなことで、一層チェリーが均一化され、より豊かなキャラクターを持つコーヒーを作り出すことができるのです。

フローラルな香り、白桃や洋梨のような熟した果実のフレーバー、さくらんぼのような甘い余韻が長く続きます。
華やかで鮮やか、フルーティーでクリーンな味わいが際立つコーヒーですが、厚みのある質感も特徴的で、その複雑で多様性のある香味に魅了されることでしょう。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

生産者 : ハバシラサの農家
産地 : オロミア州 / グジ・ゾーン / ウラガ・ウォレダ / ハバシトゥリチャ・ケベレ / ハバシラサ地区
標高 : 1,900m〜2,100m
品種 : 在来品種
精製 : 発酵槽を用いたウォッシュト