毎年取り扱っている東ティモールのコーヒーですが、本年度(15-16クロップ)も集落別にロット管理を行い、精製されました。
在来品種ならではのライムのようなさわやかな酸に加え、マンダリンオレンジのような甘味が口の中に広がる、とてもフルーティーですっきりとした味わいのコーヒーです。
良質なハワイコナにも通ずるクリーンな香味ともいえます。
このような優れたティピカ系(在来品種)の豆は、栽培地域も少なく生産性が低いため、絶滅の危機にあるかのような品種です。
しかし本来コーヒーはこの香味が基本となりますので、東ティモールのコーヒーの味を理解することは非常に重要といえます。
なお生産グループ「カフェ・タタマイラウ」のコーヒーは、栽培、精製の過程においてJAS認証を取得した有機農産豆です。
また日本の国際協力に携わる組織であるPWJ(ピース・ウインズ・ジャパン)が、東ティモール支援活動の一環で開発・援助したフェアトレード(※)のコーヒー豆です。
本日よりハイ・ローストにて販売致します。
店内でもご飲用いただけますので、ぜひこの機会にどうぞ。
産地 : マリアナ地方 エルメラ県 レテフォホ郡 レウアナ村 キリレロ集落
標高 : 1,550m~1,750m
品種 : 在来品種
精製 : フリーウォッシュト
※フェアトレード : 貧困に苦しむ国の人々の手による生産物を、市場価格の変動によらず、公正な価格+αで長期間にわたって安定的に買い取り、生産者の自立を支えることを目的としています。