昨年も好評でしたが、ニュークロップ（19-20）の香味はさらに磨きがかかっています。
ホンジュラス・コーヒー自体は多く世界に流通していますが、「スペシャルティコーヒー」としてはまだまだレアな存在と言えるのではないでしょうか。
これまで高品質なコーヒーが流通されてこなかったのは、設備環境などの問題もありますが、加えて産地の標高が低いというのも影響しています。
今回リリースする『エル・シエロ・デ・セルグァパ』はホンジュラスの中でも特に標高が高く、名産地として知られるサン・ミゲル地区にあるマイクロロットです。
寒暖差のある環境により実が締まり、精製設備にも力を入れ、高品質な香味を実現しています。
こちらで栽培された品種は、ブルボンと在来種のティピカです。サビ病の打撃後、急速に植え替えが進んだハイブリット品種、IH90やレンピラなどが大勢を占めるホンジュラスでは稀有な存在といえましょう。
とても明るく鮮やかな味わいが印象的です。
りんごや柑橘の爽やかな果実味、メイプルのような甘さが口の中に広がり、濃厚なのに柔らかく清涼感のある味わいがとても心地良いコーヒーです。
優れた栽培環境と丁寧な精製によって作り上げられた華やかな香味を、ぜひご堪能ください。
本日よりハイ・ローストにて販売いたします。
産地 : コマヤグア県 コマヤグア市 セルグァパ地区 サン・ミゲル集落
標高 : 1,600m〜1,900m
品種 : ブルボン、ティピカ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト
