当店でも大人気のエチオピア・イルガチェフェの中でも、最高の品質を誇る「ウォルカ・ウォッシング・ステーション」が手がけた珠玉のコーヒーが、ついに入荷しました。
こちらはウォッシュト精製のニュークロップ(20-21)です。今シーズンもナチュラル精製に引けを取らないほど鮮やかで香り高い仕上がりになりました。
そしてうれしいことに、今回も特定の集落のみで厳選された特別ロットです。熟度の高い良質なチェリーを栽培する『ハロハディ集落(※)』で収穫されたものだけを選択し、先述の信頼できるウォルカW.S.に持ち込み、精製されました。
一昨年より当店では当たり前のように集落限定のコーヒーをお届けしておりますが、じつはイルガチェフェでこのエリア指定ロットというのは非常にレアなことで、一層チェリーが均一化され、より豊かなキャラクターを持つコーヒーを作り出すことができるのです。
フローラルな香り、白桃や洋梨のような熟した果実感、ややスパイシーなフレーバーにマスカットのような甘い余韻が長く続きます。
イルガチェフェ産のコーヒーは華やかで個性的なものが多いですが、このロットはフルーティーさもクリーンさも異次元の質感で、その複雑で多様性のある香味に魅了されることでしょう。
厚みのある質感も特徴的で、幅広く多くのかたに愛されるであろう、優れたキャラクターと飲み心地の良さを兼ね備えたコーヒーです。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
産地 : 南部諸民族州ゲデオゾーン ゲデブウォレダ ウォルカ地区 ハロハディ
標高 : 2,250m
品種 : 在来品種
精製 : 発酵槽を使用した伝統的ウォッシュト
※ハロハディ集落
2018年12月にLCFがウォルカW.S.を訪問した際に、トレーサビリティをより明確にすべくチェリーを買い付ける範囲を徹底して取材した結果、ウォルカの11Villageとその隣接する4つのKebele(地区)からチェリーが持ち込まれている ことが分かりました。さらにW.S.の従業員にも聞き取りを行い、標高やW.S.との位置関係を確認。最終的に集落を指定したロットの生産を約束してくれました。 その際に選ばれたのが、一昨年当店でもウォッシュト精製で取り扱った「ハロハディ集落」。LCFとしては初めてのエチオピア集落指定商品となりました。 そして昨年よりさらに取材を進め、「クレイウォット」「アダメ・マゾリョ」「ウレインチニーチャ集落」も非常にポテンシャルが高いと判断し、「ハロハディ」とともにこれらの優れた4集落をはじめとするウォルカ周辺の可能性をさらに探っていく予定です。