ケニア、エチオピア、タンザニア等、世界屈指の優れた生産地として知られる東アフリカ、その内陸地ルワンダの上質なコーヒーが入荷しました。
ルワンダのコーヒー豆栽培は、農園ではなく小農家が基本で、それをウォッシング・ステーション(W.S.)に持ち込み精製される仕組みです。しかしそのW.S.でさまざまな地域のチェリーや、さまざまな品質のチェリーが混ぜられてしまうこともあります。
そこでコーヒーを栽培しやすい土壌を有し、かつコーヒー栽培への意識が高い生産者がリーダーシップをとっている集落を選抜し、その集落のチェリーだけを使用して生産されています。
今回リリースするのは、ラディシラス氏を中心とした52農家が協力し生産した『ジャンジャヒル』という集落の指定ロットです。
当店ではすっかりおなじみの「ニャミラマ」は南部州に位置していますが、今回のムゾW.S.は北部州ガケンケ郡の西部にあります。ルワンダ北部州は急峻な地形のため生産量は多くないものの、霧が多く冷涼かつ標高の高い環境から、品質の高いコーヒー産地として知られています。
柔らかな触感、フローラルな香りが心地良く、チェリーのような甘味があり非常にクリーン。花の蜜を思わせるアフターも印象的です。
ベーシックなブルボンの香味も感じることができます。
「千の丘の国」と形容されるほど、たくさんの丘陵地帯の絶景が広がる、美しい国ルワンダの豊かな味わいをぜひご堪能ください。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
産地 : 北部州 / ガケンケ郡 / ジャンジャヒル周辺農家のロット
標高 : 1,700m~2,000m
品種 : ブルボン
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト