本年当店で最初にご紹介するコーヒーは、やはり昨年も一番リリース頻度が高かったコスタリカです。
コスタリカ・コーヒーの約30%(国内1位)はタラスで生産されていますが、このタラスはさらに3つのエリアに分けることができます。西部のレオンコルテス市、中央のタラス市、東部のドタ市、いずれも世界的に有名なコーヒーの名産地です。
「サンタテレサ・マイクロミル(※)」は、タラスの東部ドタにあります。ドタはカリブ海からの湿潤な風の影響を受ける、優れたコーヒーを多く生産しているエリアです。
こちらのミルが所有する農地のうちの1つ、その高すぎる標高から名付けられた『サンタテレサ2000』は、当店でも過去にこのカトゥアイをはじめ、ティピカやゲイシャも販売しましたので、ご存知のかたも多くいらっしゃるでしょう。
華やかでジューシーなアロマに、中米のコーヒーらしいバランスの良さとクリーンな果実味、質感はしっかりあり柔らかな粘性を感じます。
クリアさの中に感じることのできる心地よく続く甘い余韻を、ぜひぜひご堪能ください。ください。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
マイクロミル : サンタテレサ
農地 : サンタテレサ2000
所有 : ロヘル・ウレーニャ
産地 : サン・ホセ州 / ドタ市 / サンタマリア
標高 : 1,950m~2,050m
品種 : カトゥアイ
精製 : 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト
※サンタテレサ・マイクロミル
2010年にサンタテレサのカトゥアイが植えられている部分を購入。2012年にその上部の牧草地を購入し、2014年そこにミルを設立しました。設立年はまだ設備が完全に整っていなくて少量精製でした。翌年、処理量の大きい機械を導入し、乾燥設備の充実も進めており、品質、量ともに成長著しい、将来性が期待できる生産者です。