12/06/2020

ニューリリース : 【ゲイシャ】コスタリカ『ドン・ホセ農地』ブラックハニー

マイクロミルの先駆者として、コスタリカ・コーヒーを牽引してきた名門中の名門「ブルマス・デル・スルキ・マイクロミル(※1)」より、一昨年、昨年に引き続き、待望のゲイシャが届きました。
当店では今までウォッシュト精製とナチュラル精製を取り扱ってまいりましたが、今回入手したのはパルプトナチュラル精製の一種であるブラックハニー・プロセス(※2)です。

タラス西部のレオンコルテス市に位置する『ドン・ホセ農地』は、標高が高く風の強い冷涼な土地で、コーヒーの栽培には非常に過酷な環境といえます。
しかし標高の高さは寒暖の差をもたらし、チェリーの生育を緩やかにするため、優れた品質を実現することができると考え、品種の選択から農地管理まで徹底的に研究を重ね、成分をしっかりと蓄えた最高品質のコーヒー栽培に成功しました。

濃厚でクリーミーなイチゴミルクのような質感、チェリーやブルーベリーの甘味、イチジクのような熟した果実味、温度の変化とともに様々なフルーツを満喫することができるでしょう。赤ワインの風味に加えコニャックを思わせる芳醇さも感じ、飲み終えたあともしばらく忘れられないほど強烈な余韻を残してくれます。
ナチュラル精製特有の完熟の甘味と、ウォッシュト精製の持つクリーンさを兼ね備え、ブラックハニーの長所とゲイシャ・フレーバーがしっかりと香味に表れた最高のコーヒーです。

本日よりハイ・ローストにて販売いたします。
お得な3種のゲイシャ飲み比べセットは、こちらよりご購入いただけます。

マイクロミル : ブルマス・デル・スルキ
農地 : ドン・ホセ
産地 : サン・ホセ州 レオンコルテス市 サンイシドロ
標高 : 1,965m~2,050m
品種 : ゲイシャ
精製 : パルプトナチュラル(ブラックハニー)

※1 ブルマス・デル・スルキ・マイクロミル
先述の通り、マイクロミルの先駆者として設立された、コスタリカを代表するミル。「セントラルバレー」という、標高がそこまで高くない産地においても、タラスに匹敵する商品を生産すべく、様々な取り組みを行ってきました。代表例が、精製によって味を付加するハニー・プロセスです。様々なハニー・プロセスを開発し、他の生産者にも指導しています。コスタリカ・コーヒー全体の品質を高めるためにも尽力してきました。

※2 ブラックハニー・プロセス
パルプトナチュラルまたはハニー・プロセスとは、コーヒー果肉除去後に、パーチメント(内果皮)のまわりに付着した「ミューシレージ」と呼ばれる粘液質を残した状態で乾燥させる工程のことで、ミューシレージの量と乾燥時間によって、それぞれ「イエロー」「レッド」「ブラック」と冠して細分化されます。イエローハニーはミューシレージを約25%残し6~8日間乾燥したもの、レッドハニーは50%残し12~14日間、ブラックハニーは100%残し約1ヶ月乾燥させます。ミューシレージを残した状態でゆっくりと乾燥させることにより、完熟の果実味が豆に移り、ウォッシュト精製では得られにくい蜂蜜のような独特の甘味を持つ、複雑なフレーバーのコーヒーに仕上がります。






EBONY COFFEE エボニーコーヒー スペシャティコーヒー ロースター コーヒー豆 おいしいコーヒー 自由が丘 九品仏 ギフト 世田谷