世界のナチュラル・コーヒーの大本命といっても決して過言ではない、当店シングルオリジン「人気No.1」のエチオピア、今回はグジのハンベラ・ウォレダ(=市・町・村)で生産された、素晴らしいカップクオリティーを持つニュークロップ(20-21)をお届けします。
グジゾーンはイルガチェフェのあるゲデオゾーンと接しており(標高は全体的にゲデオ側よりも高め)、ハンベラやウラガは、コチェレ、ゲデブに接する地区です。そのせいか、香味の傾向がイルガチェフェ(特にゲデブ)に非常に近いと感じます。
今回リリースする『ハバシラサ』も、スパイシーでフローラル、そして洋酒のようなフレーバー溢れる最高のナチュラル・コーヒーに仕上がりました。
イチゴやブルーベリーの濃密な果実味に加え、レーズンのような熟した甘味を感じます。芳醇な赤ワインを思わせる確かな質感とボディがあり、その心地よいジューシーなアロマが、最後まで長く続いていきます。
良質なナチュラル精製の生み出す完熟のフレーバーと、エチオピア独特のキャラクターとの組み合わせは、まさに奇跡の香味と言えます。
「こんなコーヒー飲んだことがない」と驚かれること必至です。
エチオピアのスペシャルティコーヒーといえば、フルーティーで個性的な香味が印象的ですが、ここまで明確な果実味を感じるコーヒーにはなかなか出会うことができません。
産地の曖昧な「モカ」はもちろん、一般的に流通している「エチオピアG-1」とは一線を画す、一度飲んだら忘れられないキャラクターの明確なコーヒーです。
本日よりシティ・ローストにて販売いたします。
生産者 : ハバシラサの農家
産地 : オロミア州 グジゾーン ハンベラウォレダ ハバシトゥリチャケベレ ハバシラサ地区
標高 : 約2,000m
品種 : 在来品種
精製 : ベッド乾燥ナチュラル