10/11/2022

ニューリリース : ケニア『キウニュ・ファクトリー』

世界屈指の良質なコーヒーを誇るケニア、当店は「ニエリ」「エンブ」「キアンブ」「ムランガ」とさまざまな産地のコーヒーを取り扱ってまいりましたが、本商品はトップグレードの優良区域として知られファンも多い、ナイロビの北東、ケニア中央州に位置する「キリニャガ」のコーヒーです。

この『キウニュ・ファクトリー』は、ケニア山南麓に約763haという広大な栽培面積を持ち、1,100の農家が所属しています。

○シティ・ロースト
チェリーやベリー系の赤い果実のニュアンス、プラムやライチなどの明快な酸と甘味、瑞々しさと鮮やかさかが際立っており、柔らかな触感とクリーンな味わいが印象的です。
華やかな個性を主張しながら、コーヒーらしさも存分に感じることができる絶妙なバランスが、素晴らしい特徴のひとつとも言えます。

○フレンチ・ロースト
カシスやブラックベリー等、赤黒い果実のニュアンスを強く感じ、マンゴーのような濃密で粘性のある触感を堪能できます。
フルボディな赤ワインの甘い余韻が心地よく、深煎りにしてもここまで果実味を感じられるのは、まさに優れたケニア・コーヒーのなせる業といえます。

複雑な果実感と濃縮感を備えつつ、クリーンでシルキーな口当たり。その独特の香味の多様性に必ずや魅了されることでしょう。
これぞ「ケニア・フレーバー」だと感じることのできるすばらしいカップクオリティーです。

本日よりシティ・ローストフレンチ・ローストにて、それぞれ販売いたします。

所属農協名 : Karithathi農協
産地 : 中央州 / キリニャガ県 / Gichugu地区 / Ngariama
標高 : 1,644m
品種 : SL28、SL34、Ruiru11
精製 : 発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュ ト







10/03/2022

ニューリリース : エチオピア『ゴティティ W.S. "ハロ・バンティ・マウンテン"』ウォッシュト

当店でも大人気のエチオピア・イルガチェフェ、今回はウォッシュト精製のリリースです。ナチュラル精製に引けを取らないほど個性的で良い仕上がりとなっています。
前回のウォルカW.S.『ハロハディ』同様、こちらのウォッシュトも、『ハロ・バンディ・マウンテン(※)』というこの周辺で最も高品質で最も標高の高い、特定のエリアのみで厳選された限定ロットを入手することができました。

熟度の高い良質なチェリーを栽培する『ハロ・バンディ』で収穫されたものだけを選択し、信頼できるお馴染みゴティティW.S.に持ち込み、精製されました。
当店では当たり前のようにエリア限定のコーヒーをお届けしておりますが、じつはイルガチェフェでこの指定ロットというのは非常にレアなことで、一層チェリーが均一化され、より豊かなキャラクターを持つコーヒーを作り出すことができるのです。

フローラルな香り、白桃や洋梨のような熟した果実感、ややスパイシーなフレーバーにマスカットのような甘い余韻が長く続きます。
華やかで鮮やか、フルーティーでクリーンな味わいが際立つコーヒーですが、厚みのある質感も特徴的で、その複雑で多様性のある香味に魅了されることでしょう。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

産地 : 南部諸民族州 / ゲデオ・ゾーン / ゲデブ・ウォレダ / バンコゴティティ地区
標高 : ウェットミル 2,010〜2,025m、周辺農家 約2,000〜2,200m
品種 : 在来品種
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト

※ハロ・バンティ・マウンテン
ゴティティW.S.(ウォッシング・ステーション)には4方の周辺農家からチェリーが納入されるため、方角ごとに地名の聞き取りを現地で試みました。複数のW.S.従業員に何度も質問を投げかけ整理した結果、品質の高いコーヒーはハロ・バンティ・マウンテンからやってきており、この周辺で最も標高が高いのもハロ・バンティであることが判明しました。
そこでW.S.マネジャーと輸出業者と協議し、19-20クロップより『ハロ・バンティ・マウンテン』としてロットを絞って作成しています。安定して高い品質を誇る、ゴティティW.S.の進化ぶりを実感できるでしょう。








10/01/2022

価格改定のお知らせ

平素よりEBONY COFFEEをご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

さて昨今の原材料価格の高騰や、輸送費、エネルギーコストなどの上昇、円安等々の影響を受け、10月1日よりブレンドコーヒーおよび一部のシングルオリジンの価格を改定させていただきます。

なお、店頭でお求めのお客様におかれましては、容器や袋(保存缶、キャニスター、タッパー、ジップロックなど)をご持参いただいた場合には、1パッケージにつき50円お値引きさせていただくサービスを、開業当初より実施させていただいております。
この機会にぜひぜひご活用くださいませ。

大変心苦しい限りではございますが、今後ますますの品質向上に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

9/26/2022

ニューリリース : コロンビア『ラ・クンブレ農地 "Bibiana Mena"』

太平洋と赤道に沿ったコロンビア南西部に位置する、広大な国土の中でも最高の産地として知られる「ナリーニョ」の、エル・タンボ市に位置する、ビビアナ・メナ氏が所有する優れた農地のコーヒーをご紹介します。

ほぼ赤道直下(北緯1度)にあるナリーニョは、日照時間が長く、高地での栽培が可能です。さらにこの地域は、コロンビア南部特有の傾斜の厳しい山岳地帯で、寒暖差の激しい環境で栽培されるため、実が引き締まり、豊かな香味とボディが形成されます。

『ラ・クンブレ農地』の標高は2,000mに達します。ここまで高いと夜間の厳しい冷え込みでコーヒー栽培は難しいと言われていますが、日中に注いだ日光はアンデス山脈の谷底で蓄積され、夜になるとその熱は暖かく湿った空気となって上昇し、コーヒーを守ってくれます。まさに自然が生んだ理想的な環境と言えましょう。

滑らかで柔らかな質感、オレンジやカシスの果実味が華やかに広がり、完熟の甘味が心地良い余韻として残ります。厚みのあるしっかりとしたボディがあり、明るくバランスの良い香味です。

コロンビアは国土面積が広大なため、産地によってそれぞれ異なる多様なキャラクターを備えています。
今後も旬のマイクロロット等を順次リリースしていきますので、お飲み逃しのないようご賞味くださいませ。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

所有 : ビビアナ・メナ
産地 : ナリーニョ県 エル・タンボ市
標高 : 1,850m~2,000m
品種 : カトゥーラ
精製 : 発酵槽を使用したウォッシュト







9/17/2022

ニューリリース : エルサルバドル『シベリア農園』パカマラ品種 ナチュラル

スペシャルティコーヒーファンの間で大注目の品種、「パカマラ」最高品質のニュークロップが入荷しました。今クロップも昨年に引き続き、人気のナチュラル精製で仕上げています。

中米エルサルバドルで、パカスとマラゴジペの交配により開発されたパカマラ、一般的な豆の倍ほどもある大粒な外見でよく知られていますが、上品で華やかな果実味を豊かに感じることができるすばらしい品種です。

1870年に設立され、4代にわたりコーヒーを生産している『シベリア農園』は、優れたパカマラを栽培することで知られている、非常に歴史ある農園です。その冷涼な気候と不便な立地から、シベリアと名付けられました。
パカマラが栽培されている区画は、農園の中でも急峻でかつ強風にさらされるという厳しい環境。パカマラは根付きが良いためこのような環境でも栽培でき、この環境がシベリア農園のパカマラが他のパカマラより引き締まった豆質になる要因かもしれません。

花の蜜のような甘いフレグランス、ドライいちじくや洋梨、上品な黒ブドウの果皮等のニュアンスに、ウイスキーのようなモルティーな余韻を感じさせてくれます。ウォッシュトにはないフルボディ、ビターチョコレートのようなコクも備えつつ、非常にクリーンで、従来のナチュラル・コーヒーの概念を覆す衝撃の香味です。
中米やエチオピアのワイニーなナチュラルには感じられない、バニーマタル(イエメン)のような独特の風味があります。

個性豊かで力強いのに、質感は滑らかで品格がありクリーン。上質なナチュラルとパカマラの特徴が最大限に発揮された極上の香味です。ぜひお飲み逃しなく!

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

所有 : ラファエル・エンリケ・シルバ・ホフ、カルメン・エレナ・シルバ・ホフ
産地 : サンタ・アナ県 チャルチュアパ付近地
標高 : 平均1,500m(最も高い地点は約1,700m)
品種 : パカマラ
精製 : グリーンハウス内で乾燥したナチュラル








9/08/2022

ニューリリース : コスタリカ『モンテス・デ・オロ "ジャサル農地"』

名産地として世界的に有名なタラス、その西部に位置するレオンコルテスで生産された最高のコーヒーが入荷しました。

「モンテス・デ・オロ・マイクロミル(※)」は、コスタリカのマイクロミル・ムーブメント創世記に設立された伝統あるミルですが、『ジャサル農地』でコーヒーの栽培を始めたのは2012年です。この農地は50haと広い土地ですが、コーヒー栽培には標高が高過ぎるため、以前は半分が牧草地で半分が森でした。しかし生産者のエミリオ・ガンボア氏は、この「超高標高」という環境を活かすことで最高のコーヒーを作れるのではと考え、生産を決意しました。

予想通りこの環境下で栽培するのは苦難の連続で、低温・多湿で発生するカビの病気「フォーマ」が葉や茎に取りつき、初年度(2012年)に植えたカトゥアイ種1,000本のうち400本はすぐに枯れ、2013年、2014年に追加でカトゥアイ種を16,000本、ヴィジャサルチ種を4,000本植えるも、1年に2,000本程度は枯れてしまいました。しかしごく少量ながら収穫できたコーヒーのカップクオリティーは非常に良い出来となり、あきらめずに生産を続けていきます。その後苗や若木が冷気に直接さらされない環境を作る対策を徹底的に行い、ようやく安定した量を供給できるようになったのです。

熟した果実味と上品な質感、ドライマンゴーや蜂蜜のような甘味と粘性があり、その余韻がいつまでも心地よく持続する、複雑で多様性のある香味です。
上質なケニア・コーヒーのような万能な味わいと絶妙なバランス、他のコスタリカ・コーヒーでは決して感じることのできない特有のキャラクターを、ぜひぜひご堪能ください。

本日よりシティ・ローストにて販売いたします。

マイクロミル : モンテス・デ・オロ
農地 : ジャサル
所有 : エミリオ・ガンボア
産地 : サン・ホセ州 レオンコルテス市 サンパブロ
標高 : 2,050m~2,100m
品種 : カトゥアイ
精製 : 機械的にミューシレージを除去するウォッシュト

※モンテス・デ・オロ・マイクロミル
マイクロミルの先駆者として設立されたミル。「DesaCafe社」の設備を導入。ミルの管理もしっかりと行われており、古参のマイクロミルにも関わらず非常に清潔に保たれています。ある程度ボリュームが大きく、廉価な商品についてはパティオと乾燥機を用い、高付加価値商品についてはパティオとベッド乾燥で仕上げています。LCF向けは100%ベッド乾燥。これまでモンテス・デ・オロのコーヒーは某アメリカマイクロロースターがほぼ独占的に扱ってきました。一方でスペシャルティコーヒーの一大消費国である日本においても、自身のコーヒーが評価されたいという想いもあり、少量の収穫があった時とLCFが新たなコスタリカコーヒーを求めているタイミングが一致し、現地でのミーティングに繋がりました。素晴らしいカップでしたが、さらに数年かけて精度を上げ、LCF向けの商品化が実現しました。長期的な調達を行う予定です。












 

9/01/2022

ニューリリース : 季節のブレンド『ビストロ』

好評をいただいておりました夏のブレンド「サニー」にかわる、季節のブレンドの登場です。

『ビストロ・ブレンド』フルシティ・ロースト。

ディナーのあとに飲みたくなるコーヒーをイメージして作りました。
華やかな香りに豊かなコク、フルーティーなアフターテイスト。

まさに食欲の秋にピッタリの、旬の良質な豆をたっぷりと使用したとても贅沢な味わいです。
 ここまで果実味を感じられる深煎りは、なかなか体験できないと思います。

本日より販売いたします